大船駅笠間口 「おやこの駅ひろば」開所 子育て支援の場を求める地域のニーズに応える
JR大船駅笠間口の通路奥に1月31日、0歳から3歳の乳幼児をもつ親と子どもを対象にした「おやこの駅ひろば」が開所した。運営は栄区内で子育て支援の実績もある社会福祉法人「地域サポート虹」(勝占勲理事長)。常時2、3人のアドバイザーが、子育て相談に応じるほか、地域の子育て関連情報の提供なども行う。1月28日には関係者や地域の人が集まり、開所を祝った。
「おやこの駅ひろば」を開所したのは、栄区が運営していた「大船駅証明発行コーナー」の跡地。同証明発行コーナーは利用者の伸び悩みなどを理由に昨年3月末で廃止されており、その後は空室となっていた。
笠間地区は子育て世帯が多い反面、身近に子育て支援の場がなく、開所を求める地域の声も高かったことから、同跡地を利用しての開所を決定。運営団体については公募を行い、横浜市社会福祉協議会選考委員会が、社会福祉法人「地域サポート虹」を選定した。同法人は、「おやこの駅ひろば」と同様の役割を持ち、すでに本郷台駅前に開設されている「おやこのひろば」の運営を担っており、その実績や地域とのつながりなどが評価された。
同所の利用は月曜から金曜の午前9時30分から午後3時30分まで。土・日・祝日と第4月曜は休館となる。利用料は1日100円で、予約不要、出入り自由。
ひろばには子ども向けのおもちゃも多数あり、子育て相談や情報を得ることができるだけでなく、子どもを遊ばせながら親や子ども同士の交流もできる。
1月28日には、開所式が行われ、地域の人や関係者約30人が参加した。笠間連合町内会自治会の持田忠会長は「思ったよりも広くて明るい。時々遊びに来たい」、運営法人の子育て支援部門であるOYAKO CLUBチューリップ代表の後藤京子さんは「ママも子どももホッとできる場にしたい。子育ては大変。支えていければ」と話した。
問い合わせは同所【電話】045・895・6320へ。
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