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栄区版 公開:2011年6月2日 エリアトップへ

栄区民 防災や防犯に安心感 市民意識調査で明らかに

公開:2011年6月2日

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 横浜市が行った市民意識調査の結果が公表され、栄区民は市内の中で最も防災や防犯面に安心を感じ、子どもや青少年が暮らしやすいまちだと考えていることが分かった。一方、交通や通勤などの便利さについては「悪い」と感じている人が他の区よりも多かった。

 同調査は市民の生活意識を明らかにし、市政運営に役立てようと、市が毎年行っているもの。調査は昨年6月から7月に行い、20歳以上の2335人から回答を得た。このうち栄区民は97人。

 現住地への定住意向を尋ねる設問では「住み続ける」「たぶん住み続ける」を合わせた割合が市全体で64・1%だったのに対し、栄区の回答者は73・2%で、旭区(75・6%)、南区(73・3%)に次いで3番目に高かった。前年の同調査では栄区は62・5%で、定住意向が強まっている。

 また、近所付き合いのしやすさについての設問では、「よい」「どちらかといえばよい」の合計割合が市全体で43%だったのに対し、栄区は53・6%で、旭区(55・1%)や都筑区(53・7%)とともに5割を超えた。

 市全体で現住地に「住み続ける」と回答した人の57・1%が近所付き合いがしやすいと答えており、近所付き合いが定住意向に関係していることがうかがえる。

子どもや青少年「暮らしやすい」

 防災・防犯の安心さについて栄区回答者は、51・5%が「よい」「どちらかといえばよい」と回答。これは市全体を12・8%上回り、全18区の中で最も高い。

 子どもや青少年の暮らしやすさについても、栄区回答者は55・7%が「よい」「どちらかといえばよい」と答えており、全区中最も高く、市全体を18・5%上回った。

交通・通勤の便利さ回答分かれる

 一方、交通・通勤などの便利さについては、「悪い」「どちらかといえば悪い」とした栄区回答者が32%で、他の区よりも高く、市全体を12・8%上回る結果になった。しかし、「よい」「どちらかといえばよい」とした回答者も53・6%おり、交通の便に満足している区民がいる一方で、不便さを感じている区民も少なくない実態が浮き彫りになった。

 調査結果の詳細は市政策局のホームページでも公表されている。
 

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