神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
栄区版 公開:2012年4月12日 エリアトップへ

林市長インタビュー 新年度は"成果結実の年" 教育、経済活性化に注力

公開:2012年4月12日

  • LINE
  • hatena
インタビューに答える林市長
インタビューに答える林市長

 2012年度のスタートにあたり、本紙では林文子横浜市長に単独インタビューを行った。林市長は、12年度を任期総仕上げの”成果結実の年”と位置づけ、あらためて子育て支援や横浜経済の活性化に対する意欲を示した。

 新年度予算について林市長は、「厳しい状況にあっても元気な横浜を目指して、一歩前に踏み出すためにあらゆる知恵と創意で考えに考え抜いた予算」と位置づけた。その一方で市長就任以来、訴えてきた子育て支援や横浜経済の活性化などの施策を結実させ、林市政の成果を実感して欲しいと強調した。

 東日本大震災を受けた震災対策については、学校や区役所などの公共施設だけでなく、保育所などの民間施設、一般住宅の耐震対策に力を入れていくと述べ、市民に対しては耐震対策における市の補助制度を活用するよう呼びかけた。また、津波対策にも万全の取り組みを行うと明言した。市民の間で広がる放射線問題については「正しい情報を伝える」という前提に立った上で、マイクロスポット対策や食品経由の放射性物質対策の実施を約束した。

 また、教育問題にも注力することを強調、特に学校現場では、子どもたちと向き合う時間が確保できないといった声が強いことから、「14年度までに全小学校に児童支援専任教諭を配置し、教師が授業に専念できるよう配慮した」と述べた。

 さらに文化・芸術の分野では、横浜芸術アクション事業推進の名目で市内外から人が集まるような催しの第1弾としてダンスイベント「DanceDanceDance@YOKOHAMA2012」の開催などを通じた市内への誘客を図りたいとの意向を示した。

 中小企業対策では、融資事業を除く総額で前年比14・2%増の24億円を確保したと強調。中小企業新技術新製品開発に対する支援、助成、さらに融資に力を注いでいく方針を示した。

 市内の商店街活性化については「横浜の商店街は伝統があり魅力的だ」と評価した上で、話題づくり、魅力ある商店の発掘を目的にスイーツにスポットを当てた販売促進イベント「ガチあま」を開催。側面支援していきたい、と意欲をみせた。
 

栄区版のトップニュース最新6

全校開始も、喫食率0.9%

ハマ弁

全校開始も、喫食率0.9% 教育

依然、完全給食求める声も

2月23日号

新大船商店街で初の朝市

新大船商店街で初の朝市 経済

県内約30店舗が一堂に

2月23日号

一般会計実質1.3%減

市新年度予算案

一般会計実質1.3%減 政治

子育てなどに投資

2月16日号

創部4年目ながらも躍進

飯島中柔道部

創部4年目ながらも躍進 スポーツ

新人戦県大会で準優勝者も

2月16日号

旧耐震基準宅を戸別訪問

横浜市

旧耐震基準宅を戸別訪問 社会

熊本地震受け啓発強化

2月9日号

スマホの使い方考えて

スマホの使い方考えて 社会

小学生集まり初のサミット

2月9日号

あっとほーむデスク

  • 2月23日0:00更新

  • 11月3日0:00更新

  • 9月8日0:00更新

栄区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2017年2月23日号

お問い合わせ

外部リンク