栄区セーフコミュニティ 10月5日、正式認証へ ６日に国際フォーラムも
今年1月の本審査の様子
栄区が２０１０年から取り組んでいる「セーフコミュニティ」活動が10月５日（土）、世界保健機関（ＷＨＯ）協働センターから正式に認証される。同日は区内で調印などを行う記念式典、６日（日）には国際フォーラムも開かれる。
「セーフコミュニティ」とは”事故やけがは原因を究明することで予防できる”という考えのもと、ＷＨＯ協働センターが定める指針に沿って地域ぐるみで安全・安心なまちづくりに取り組む地域のことを示す。
栄区は２０１０年３月に韓国で行われた「セーフコミュニティ国際会議」に参加して活動開始を表明後、「セーフコミュニティ推進協議会」を組織。災害や高齢者の安全など地域課題に沿った８分科会が活動を行ってきた。一昨年と今年１月には認証センターの審査員が栄区を訪れ、各分科会の活動を審査。今年３月に認証内定の通知があった。
観覧は先着で受付
栄公会堂で10月５日午後１時から行う「認証記念式典」には、これまでの審査も担当した趙埈佖（チョウジュンピル）さんや白璐（パイル）さんら認定審査員が参加。講演を行い、調印後、認証旗を授与する。また、栄区出身の世界的和太鼓ドラマー・ヒダノ修一さんがプロデュースするコンサートも実施。公募で集まった区内の小中学生による「さかえ竹の鼓ＫＩＤｓ♪」が、ヒダノさんとともに演奏やダンスを披露する予定で現在、練習を重ねている。
セーフコミュニティ認証を機に区民一人ひとりが世界と向き合い貢献する未来にしようと６日午後１時からはあーすぷらざで「国際フォーラム」を開催。世界各国で難民・避難民の支援活動を展開するＮＰＯ法人ジェンの理事・事務局長の木山啓子さんが講演後、ＮＰＯ法人国際子ども権利センター代表理事の甲斐田万智子さんらがパネルディスカッションを行う。
各日の参加者を募集中。希望者は電話かメールで参加希望イベント、住所、氏名、電話番号を連絡する。先着順受付。両日とも無料。
申し込み・問い合わせは事務局（平日午前10時〜午後６時）【電話】０４５・６３３・９６６０、【メール】jimukyoku@hustle.jp。
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