ガチ丼! 栄区の2店、決勝へ 10月19日に「一発勝負」
市民投票で市内商店街の丼ものナンバーワンを決める「ガチ丼!」の予選結果が発表され、栄区からエントリーしたぷらさんぬの「美々ンパ丼」と宮古寿司の「ミドリとピリ辛海鮮Don」がともに、予選上位15品で争う決勝ラウンド進出を決めた。決勝は10月19日(土)、港北区の日産スタジアム前の広場で行われる。
横浜市商店街総連合会が商店街の活性化を目的に2年前にスタートした「ガチ」シリーズは、今回で3回目。これまではコロッケや甘いものをテーマに、インターネットとはがきによる市民投票でナンバーワン商品を決めてきたが、今回は同投票による予選と、予選上位15品が同一会場に集結し、実食勝負する決勝を実施し、金・銀・銅賞を決める。
6月から8月まで行われた予選には76品がエントリー。有効票数は1万89票で大龍飯店(旭区)の豚バラニンニク丼」が約千票を得て2位を400票近く離す断トツの結果となった。
ぷらさんぬ
栄区からエントリーしたぷらさんぬ(本郷商栄会/鍛冶ヶ谷)の「美々ンパ丼」は363票を獲得し、8位通過。目標にしていた決勝進出を果たし、次の目標には「優勝」の2文字を掲げる。「近隣の店舗や周囲がすごく応援してくれて、紹介で来店する人も多かった」とスタッフ。各店がキッチンカーで調理し、500杯を提供する決勝は「初めの1杯目になることが勝負の分かれ目」と読み、「呼び込みに力を入れて目立ちたい」と意気込んでいる。
宮古寿司
宮古寿司(栄区商店街連合会/上郷町)の「ミドリとピリ辛海鮮Don」は318票を集め、10位。海鮮や野菜などの具材を細かく切って盛り付けた丼だが、「箸で食べるようにしていたものを途中からスプーンに変えたことで評判が良くなった」と少しの工夫が票数アップにつながった。丼を考案した一人、菱川貴丈さん=写真(右下)=は「ここまで来たからには1位を狙う。大会を盛り上げて栄区の良さを知ってもらえれば」と緑豊かな栄区をイメージした丼で頂点を目指す。
決勝は会場で実食した市民がその場で気に入った丼に投票。10月末に結果を発表する予定で、得票数により金賞1点、銀賞3点、銅賞5点が決定する。詳細は公式ホームページ【URL】http://gachidon.com/。
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