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栄区版 公開:2013年10月10日 エリアトップへ

ファッションアワード 田中さん(西本郷中3年)が銀賞 スニーカー題材、感性光る

公開:2013年10月10日

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受賞を喜ぶ田中さん(左)と作品
受賞を喜ぶ田中さん(左)と作品

 全国の中高生を対象にしたファッションデザインコンテスト「ヨコハマファッションアワード2013」(学校法人岩崎学園横浜fカレッジ主催)の最終審査会が9月28日に行われ、西本郷中学校3年生の田中愛歌さんが、中学生の部で銀賞を獲得した。

 11回目となる今年のテーマは「FASHION+…ファッションに何かをプラスしてみよう」。全国から1079点の応募があり、中・高合わせて44点が最終審査に進んだ。ファッションショー形式の最終審査では、同校の岩崎智美学園長や「ドン小西」こと、小西良幸さんら有名デザイナーが審査を行い、グランプリ、金賞、銀賞、佳作、審査員特別賞を決めた。

縫い合わせに高評価

 もともと「絵やデザインが好きだった」という田中さんは、中学校内に貼られたポスターで同コンテストを知り、4つのデザイン画を応募。そのうち、スニーカーを題材にした作品が一次審査を通過した。コンセプトは「スニーカーをまるごと服に」。「靴がどこか素晴らしいところへ運んでくれるというイメージを服全体で表したかった」と田中さんは話す。

 一次通過後は、所属する陸上部の大会や受験勉強と並行して、デザインに合う布やボタンなどを探し、担任教諭に協力を仰いで服を製作。長い日は1日2時間、約1カ月かけて完成させた。

 「裁縫はあまり得意じゃない。合皮の白い布と青いフェルトをまつり縫いする部分が一番苦労した」というが、最終審査ではその部分の仕上がりを審査員は評価。一方で「前の襟部分がもう少し短いと良かった」とアドバイスを受けた。

 最終審査の会場で初めて作品を見た家族からは「派手なデザインが多い中、一番現実的で良かった」と言われたと笑顔。「賞に入ればいいなと思っていたけど、取れるとは思ってなかった。応援してくれた友達や家族、先生にありがとうと言いたい」と受賞を喜んだ。

 今後は受験勉強に集中するため、「さびしい」と本音も。それでも高校進学後は「1年生の時から挑戦したい」と次回の応募に意欲満々だ。将来の夢は「服やネイルに携わる仕事につくこと」。これからも感性を磨いていく。

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