ヤングフェスティバル バルーンショップを設置 中学生が初めて挑戦
栄区や区内8つの中学校と青少年指導員協議会などが協力して開催している「SAKAEヤングフェスティバル」。今年は初めて中学生スタッフが中心となって、本郷台駅前公園の一角でバルーンアートを販売するブースを開く。3月11日には事前練習が行われるなど、当日へ向けて着々と準備を進めている。
「SAKAEヤングフェスティバル」は1991年から開催されているイベント。本郷台駅前広場と同駅前公園を会場に、模擬店やステージ、ゲームコーナーなどさまざまな内容を盛り込んで行われてきた。
今年の同フェスティバル実行委員会では「公園側の会場をもっと盛り上げたい」という意見が挙がった。そこで、公園側の会場で中学生スタッフによる「ハッピーバルーンショップ」を企画。スタッフ15人が10作品のメニューからリクエストに応じて、その場でバルーンアートを作って販売する予定だ。
11日には飯島中学校、小山台中学校、桂台中学校、本郷中学校のスタッフが参加して事前練習を実施。区内で活動するマルチパフォーマーのチャン助さんが、バルーンアートの基本から指導した。
細長い「ペンシル」や丸い「ラウンド」、花の形をした「ブラッサム」、「ハート」と呼ばれる4種類の風船を使って、実際にポンプで膨らませるところから、ねじって作品にするところまで体験。空気を入れ過ぎて風船が割れてしまうこともあったが、スタッフは黙々と練習に励んだ。
指導したチャン助さんは「集中して聞いてくれて教えがいがあった。当日は楽しんでやってくれれば」とエールを送った。
総勢33人の中学生スタッフ
今年のヤングフェスティバルではブースの増加から、例年より多い総勢33人が中学生スタッフとして参加。通常、中学生は模擬店の実施やステージでの発表を行うが、中学生スタッフはステージ進行や写真撮影など運営面で活動する。
バルーンショップに携わる男子生徒2人は「失敗はできない。家で練習して、商品として売れるものを作りたい」と意気込んでいる。
「SAKAEヤングフェスティバル2014」は3月23日(日)に開催。午前9時45分からオープニング、10時から開会式が行われる。
問い合わせは栄区生涯学習支援係【電話】045・894・8395。
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