西本郷小学校 文部科学大臣表彰を受賞 読書推進の活動を評価
西本郷小学校(高橋剛校長)が「平成26年度子どもの読書活動優秀実践校」に選ばれ、文部科学大臣表彰を受賞。「子ども読書の日」である4月23日には表彰式が実施された。
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これは、読書活動の推進のために特色ある優れた実践を行っている学校を文部科学省が表彰するもの。表彰を通して活動の意欲をさらに高め、内容の充実を図ると共に、国民に子どもの読書活動についての関心と理解を深めてもらうことを目的に、2002年度から行われている。
同校では児童の保護者や地域の人々といった図書ボランティアからより良い図書室にするための改善点などの提案を受け、10年度に「夢の学校図書館実現プロジェクト」を立ち上げた。このプロジェクトで図書室の整備や廊下での図書の配架、畳や椅子をおいて落ち着けるスペースを作るなど図書環境の充実を図り、校内にあった2つの図書室を「西本図書ひろば」と「やすらぎ絵本の森」に改装した。プロジェクトは12年度で終了しているが、職員や50人弱の図書ボランティアに加えて昨年からは学校司書が勤務し、現在でもより充実した環境整備へ取り組んでいる。
環境を整えるほかにも朝には読書タイムを設け、月に2回ほどボランティアが読み聞かせを行うなど児童が本に親しむ時間を確保している。
同校で司書教諭として勤める鈴木裕子さんは「表彰されるとは思っていなかった。この受賞で、これまでのボランティアの方の活動に応えられて嬉しい」と話した。
横浜市立の学校では、同校のほかに白幡小学校(神奈川区)が受賞した。
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