本郷中学校吹奏楽部=写真=が9月7日(日)に栃木県宇都宮市で行われる東関東吹奏楽コンクールへ神奈川県代表として出場する。同部の東関東大会への出場は9年連続。昨年に続く全国大会出場へ向けて練習に励んでいる。
同部は8月によこすか芸術劇場(横須賀市)で行われた吹奏楽コンクール神奈川県大会の「中学校の部A部門」に出場。同部門には県内から48校が参加。24校ずつ2日間に分かれて各校が自由曲と課題曲を演奏し、技術や表現力を競った。出場校には金・銀・銅賞のいずれかが贈られ、金賞の中から合計8校が県代表に選ばれた。
昨年までは8年連続で東関東大会へ出場、3年連続で最高評価の朝日新聞社賞を受賞していた同部。今年の県大会での朝日新聞社賞は逃したが、金賞を受賞して県代表に選ばれた。
部長の糠信大也くんは「(東関東大会への出場は)嬉しいけど、朝日がとれなかったのは残念」と悔しさを表す。
少ない3年生が牽引
昨年は部員数が50人で1人も欠くことができない人数だったが、今年も51人とぎりぎりの人数。さらに今年は3年生が12人と過去にない少なさで、部をまとめるには苦労があった。演奏でも全員の気持ちがひとつにならず、音がバラバラになってしまうことも。しかし、副部長の後藤華さんが「一人一人がしっかりやろうと、意識して発言したり、仕切ったりしている」と話すように、3年生それぞれが意識して後輩たちを牽引。全員で音を出し、指揮がなくても音を合わせられるように練習に励む。
糠信部長は「県では1位ではなかったけど、もう一度全国大会へ行くために必死に練習している。必ず全国へ」と意気込み、2年連続での全国を目指す。
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