小菅ヶ谷小学校(加賀谷正校長/児童数677人)は6月27日、学校創立40周年記念として、児童らの手作りで「おめでとう会」を開いた。午後からは式典、祝賀会が行われ、多くの人が40周年を祝った。
同小学校は昭和51年に開校し、今年で創立40周年を迎えた――。
同小児童らは昨年からこのイベントを盛り上げようと、児童会等で話し合いながら準備を進めてきた。その中に「クリーン大作戦」というのがある。学校をきれいにし、さらに地域の人たちにも呼びかけをすることでまちをきれいにしてもらおうという運動だ。児童らがポスターを製作し、自分たちが通っている自治会町内会の掲示板やごみ集積所に掲示しているという。
ポスターには児童らが住んでいる地域がきれいになり、そして明るい環境の中で学校とともに40周年を迎えたい、という気持ちが込められている。児童のポスターによって無分別や収集日まちがいによる回収残りがさらに少なくなることを期待している、という地域の声もあったという。
「児童が地域と一体になって学校の創立を祝いたいという気持ちはとても大切。学校と家庭と地域が一つになって児童を見守る素敵な学校をこれからも作り続けたい」と加賀谷校長。
当日は、1年生から6年生までの児童、教職員らが体育館に集合し、プログラムに沿って進められた。
「40しゅうねんおめでとうかいをはじめます」と4人の1年生がはじめの言葉を述べて始まった。くす玉オープンで会場が一気に盛り上がりをみせた。手作りのバースデーケーキに手作りキャンドルを刺すのは1〜6年生のクラス代表。タッチーくんもお祝いに駆けつけるなどさらに盛り上がった。3択による先生の声当てや、各学年による出し物などが行われた。同小の児童らは工夫を凝らし、自分たちでできる精一杯のパフォーマンスで手作りの「おめでとう会」を作り上げた。
加賀谷校長は「40年の記念すべき時に立ち会えて幸せです。子どもたちは明るくて、素直で、子どもらしい、子どもたちです。子どもが主役の会がとても良かったです」と話した。
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