ウオーキング推進月間 楽しく歩いて健康に 10月31日にキックオフ

　栄区では11月をウオーキング推進月間として、区内各地を回るウオークラリーを開催する。10月31日（土）にはガイドツアーや体験講座などのキックオフイベントを実施。ウオーキングから区民の健康づくりを支えていく。

　区では２０１５年を「さかえウオーキングイヤー」と位置付け、区民が年間を通じてウオーキングを楽しめるような取り組みを進めている。その上で区民により一層ウオーキングに親しんでもらおうと、11月をウオーキング推進月間に指定。さまざまなイベントを展開する。

　まずは栄スポーツセンターで10月31日（土）にキックオフイベントを開催、デューク更家氏の一番弟子である美歩家・真輝ヴェリテ氏によるウオーキング講座や神奈川歯科大学の川上正人准教授による健康講座などを行う。この他にも足指力や骨密度、足型の計測コーナーや歯科相談などのブースも出展。健康やスポーツに関するさまざまな体験ができる。時間は午後１時から４時30分まで。

　また、栄区ウォーキング協会の協力により、区内を巡るガイドツアーも同時開催。里山、神社仏閣、水車、ノルディックウオーキングの４コースに分かれ、栄区の魅力を楽しみながら歩くことができるという（事前申込み制だが、空きがあれば当日の参加も可）。

スタンプ集めてプレゼントも

　推進月間である11月の１カ月間は「もっと栄が好きになる ウオークラリー」を開催する。２０１６年の区制30周年にも関連づけて感謝・つながり・夢の３コースを決め、各10カ所のチェックポイント設置。専用のマップを使って10カ所を巡りスタンプをマップに集めた後、栄スポーツセンターへ持参すると参加賞が進呈される（無くなり次第終了）。マップは11月から栄スポーツセンターや本郷、豊田、上郷地区センターなどで配布。誰でも無料で参加できる。

　また、３カ所の地区センターや翠風荘では、スタンプを押した人に先着順で記念品を贈呈。さらに、３コース全てのチェックポイントを回った人には、抽選でロイヤルウイング乗船券やお米などの特別賞が当たる特典もあるという。

　栄区は、横浜市が昨年11月から行っている「よこはまウォーキングポイント」事業において、40歳以上の人口に占める割合が７・86％で、市内18区中１位（６月30日現在）。日頃からウオーキングに親しんでいる人も多く、区福祉保健課の担当者は「今まで取り組んできた人はもちろん、やったことがない人にもウオーキングの魅力を感じてもらえたら。今まで知らなかった施設へ行くきっかけにもなれば」と話している。

　イベントやウオークラリーの詳細や問い合わせは栄スポーツセンター【電話】０４５・８９４・９５０３（午前９時〜午後９時）。