栄区でとれる野菜を使ったレシピが、昨年末からレシピサイト「クックパッド」内の「横浜市のキッチン」で初めて公開されている。レシピは昨年に区民たちから募集したもので、地元野菜のレシピを共有することでこれまで以上に食育推進を目指す。
食を通して健康づくりを推進している栄区では昨年夏ごろから、区民の毎日の食卓に野菜を載せてもらおうと「さかえの野菜めしあがれ!」と題して、栄区でとれる野菜を使ったレシピを区民たちから募集。11月までに50のレシピが集まり、「広報よこはま さかえ区版」などで紹介してきた。
この時に集まったレシピを、横浜市が昨年12月21日から運用を始めた公式キッチン「横浜市のキッチン」掲載第1号として公開。区では食育推進のための新たな広報としてクックパッドによる情報発信を検討していたところ、全市的な取組へと発展し、市が同キッチンを開設するに至った。
同キッチン内には12月21日時点で「やさいたっぷりリゾット」や「野菜の辛子酢和え」、「えいようたっぷりもち」など区民らが考えた手軽に作れる10のレシピが紹介されており、これから全レシピ掲載に向けて順次掲載数を増やしていくという。
レシピは栄区でとれる主な野菜24種のうちから1品以上、野菜(いもやきのこを除く)を1人あたり70g以上使ったことが条件となっている。区ではレシピを利用して多くの区民に野菜を食べてもらうことで、健康な身体づくりや生活習慣病の予防につながることを期待する。
区福祉保健課健康づくり係の担当者は「たくさんの方に栄区でとれる野菜を知っていただき、おいしく食べてほしいと思ってご応募いただいたレシピを掲載しました。皆さんの食事や健康づくりにお役立ていただければ」と話している。
PC・スマートフォンでも
クックパッド内の「横浜市のキッチン」(【URL】http://cookpad.com/kitchen/13667683)は、パソコンやスマートフォンなどから閲覧可能。キッチン内では今回のレシピの他にも、横浜の食の魅力や健康づくり、地産地消、食育の推進などについて、各区局で作成したレシピや関連情報を随時発信していく予定だ。
詳細・問い合わせは同課健康づくり係【電話】045・894・6964。
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