神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
栄区版 公開:2016年4月7日 エリアトップへ

区民の「満足度」など探る 7割が栄区に愛着感じる

社会

公開:2016年4月7日

  • LINE
  • hatena

 平成27年度栄区民意識調査の結果がまとまり、3月22日にその概要が発表された。それによると、生活の満足度では約7割の区民が「満足している」と回答。一方、3割余りの区民がバスの利便性や買い物環境には不満を抱いていることなどが浮き彫りになった。

 調査は無作為に抽出された区内在住20歳以上の男女3000人を対象に、昨年11月18日から12月4日まで実施。1501件(回収率50・0%)の回答が得られた。区民が暮らしの中で感じる満足や不安、地域のつながりなどの意識を把握することが調査の目的で、今後の区政を進めるうえでの基礎資料として活用されるという。

 回答者の性別は男性41・5%、女性56・0%(無回答2・5%)で、家族形態は親と子の2世代が全体の約半数を占めた。通勤・通学で利用している駅は「大船駅(25・4%)」が最も多く、「本郷台駅(23・7%)」がこれに続いた。住居形態は「持家(一戸建て)」が55・3%で、「持家(マンション・共同住宅)」を合わせると持家率は8割弱に上った。

ごみ収集などに高い満足度

 栄区での生活については「満足しているほう」と「まあ満足しているほう」という回答が全体の71・2%を占め、また、約7割の区民が栄区に愛着や誇りを感じていると答えている。満足度が最も高かった項目は「ごみの収集やリサイクル活動(76・2%)」で、逆に不満に感じている項目は「バスの利便性(36・8%)」「買い物環境(35・8%)」が上位となった。

 地域が取り組むべき課題としては約半数が「高齢者や障害者などへの手助けや見守り、介護をしている人への支援(49・7%)」を挙げ、次いで「防災・減災や災害時への備え(36・4%)」を課題とする回答が多かった。

 隣近所との付き合い方については「道で会えば挨拶くらいする(47・2%)」「たまに立ち話をする(33・2%)」「一緒に買い物に行ったり、気の合った人と親しくしている(7・3%)」など、9割以上が地域の中で顔見知りであることがわかった。

子育て費用と老後に不安も

 さらに、子育てに関する設問では「費用(34・4%)」「いじめなど子ども同士の関係(32・4%)」「仕事との両立(26・4%)」などが不安材料になっていると回答。自身や家族の心配事では、約半数が「自分の病気や老後のこと」を挙げている。

栄区版のトップニュース最新6

全校開始も、喫食率0.9%

ハマ弁

全校開始も、喫食率0.9% 教育

依然、完全給食求める声も

2月23日号

新大船商店街で初の朝市

新大船商店街で初の朝市 経済

県内約30店舗が一堂に

2月23日号

一般会計実質1.3%減

市新年度予算案

一般会計実質1.3%減 政治

子育てなどに投資

2月16日号

創部4年目ながらも躍進

飯島中柔道部

創部4年目ながらも躍進 スポーツ

新人戦県大会で準優勝者も

2月16日号

旧耐震基準宅を戸別訪問

横浜市

旧耐震基準宅を戸別訪問 社会

熊本地震受け啓発強化

2月9日号

スマホの使い方考えて

スマホの使い方考えて 社会

小学生集まり初のサミット

2月9日号

あっとほーむデスク

  • 2月23日0:00更新

  • 11月3日0:00更新

  • 9月8日0:00更新

栄区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2017年2月23日号

お問い合わせ

外部リンク