自宅の庭を公開する「オープンガーデン」が5月17日(火)、東上郷町と庄戸で初めて開催される。両町内に住む住民たちが協働で「風の丘オープンガーデン」と題して庭を披露。自然が豊かな地域の良さを発信する目的だ。
オープンガーデンを企画したのは、東上郷町在住の岩竹幸子さんと佐々木信子さん、庄戸在住の後藤陽子さんと石川妙子さんの4人。以前から自宅の庭を手入れして交流していた4人が、自然が豊かなまちの良さを他地域にも伝えたいと企画。今年3月から本格的に話し合いを重ね、まずは1日限りで初開催することになった。
当日は2つの町内で全8軒の庭を公開。岩竹さんの案内で、2時間程度をかけて全ての庭や地域内の公園を巡る。それぞれには庭の特徴に応じて「風吹き抜ける芝ガーデン」「バラの小径のある家」「盆栽の館」「緑の隠れ家」といった名前が付けられており、地域内にある趣の異なる庭を見ることができる。
岩竹さんは「バラが豊かな庭や本格的なイングリッシュガーデンから、盆栽や芝が広がる庭まであってさまざまなタイプの庭を巡ります。庭にもいろいろな楽しみ方があると知っていただければ」と話す。
地域間での連携にも
東上郷町と隣接する庄戸1・2丁目はともに地域防災拠点が庄戸小学校となっており、「今回のイベントを通じて少しでも顔なじみになることで、非常時の連携にも役立つのでは」と岩竹さん。まちの魅力を発信するとともに、地域間での交流も図るねらいだ。
見学は午前10時からと午後2時からの2回。定員各回30人で、事前の申し込みが必要となる。
見学希望者は往復はがきに、〒住所・氏名・電話番号を明記して応募(1枚で2人まで)。宛先は〒247―0022栄区庄戸1の1の12横浜庄戸郵便局留め「風の丘オープンガーデン」事務局まで。参加者には返信があり、当日は返信はがきを持参して東上郷第三公園に集合する。
栄区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|