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栄区版 公開:2016年5月12日 エリアトップへ

地域福祉保健計画 第3期プランが完成 「区民総ぐるみ」を意識

社会

公開:2016年5月12日

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計画について話し合われた福祉保健推進会議
計画について話し合われた福祉保健推進会議

 社会福祉法第107条に基づいて、保健福祉の課題について地域や行政、事業者が協働で解決に取り組む「地域福祉保健計画」の第3期計画がこのほど策定され、区ホームページ上で発表された。

 「さかえ・つながるプラン」と称した同計画は平成17年3月に策定した第1期計画「栄区地域福祉計画」、平成22年3月に策定し健康づくりや予防をテーマとした保健分野への取り組みも取り入れた第2期計画「栄区地域福祉保健計画」を踏まえ策定。これまでの福祉保健に関する団体や組織による活動から、自治町内会を中心とする活動も地域活動の一環として位置づけられ、地域の福祉保健課題を区民総参加で解決することを目指す。期間は2016年度から20年度まで。

 基本理念に「みんなが支えあい安全・安心を感じるまち さかえ」を掲げ【1】栄区らしい共助社会づくり【2】いつまでも安心して暮らせる地域社会づくり【3】地域が支える出産・子育てから青年期までの切れ目のない支援【4】区民総ぐるみの健康ライフスタイル【5】地域防災における福祉的視点の充実強化【6】障害者が安心して暮らせる地域づくり【7】地域と連携した生活困窮者支援の7つのテーマを設定。

 なかでも7つ目のテーマは、昨年4月に施行された「生活困窮者自立支援法」を受けて新たに取り組むもので、他区には見られない特色を打ち出している。

 担当する区福祉保健課の望月正毅係長は「将来を見据え、今後出てくると予想される課題を全て網羅した計画。ぜひ、地域の問題として多くの区民の方に取り組みに参加してもらいたい」とコメントした。

地区別計画

 連合町内会エリアを基本に地域ごとの特性や課題に地域が主体的に取り組むための地区別計画も併せて策定。第2期計画からはじまった、この地区別計画も今回は作成の段階から「区民総ぐるみ」を意識した取り組みとなっている。各地区のスローガンは左記の通り。

◆豊田地区「みんなで見守りあい、みんなで支えあう…”お互いさまがあたりまえ”」◆小菅ケ谷地区「みんなでつくる ふるさと 小菅ケ谷」◆本郷第三地区「顔のみえるまちづくり」◆笠間地区「顔のみえるまち」◆本郷中央地区「顔の見える関係づくり〜世代間(タテ)・隣近所(ヨコ)のつながり〜」◆上郷西地区「さぁかえよう 私のまちを〜子どもたちの未来のために〜」◆上郷東地区「手をつなごう!あいさつしよう!上東!」。

 なお今回の地区別計画には「災害時要援護者支援の取組」が7地区共通の取り組みとして盛り込まれ、「災害時に備えた平常時からの要援護者支援に取り組もう」(小菅ケ谷地区)「要援護者避難システムの構築と訓練の実施」(笠間地区)といったテーマを地区ごとに掲げている。

 同計画は区ホームページ(http://www.city.yokohama.lg.jp/sakae/guide/fukushi/3chifuku.html)で閲覧できる。また6月上旬に地区別計画の概要冊子が回覧板を通じて各家庭を回る予定だ。

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