8月5日(金)に開幕を迎えるリオデジャネイロ五輪。セーリング競技で、関東学院大学(規矩大義学長)の卒業生の富澤慎選手(RS:X級)と高橋賢次選手(49er級)の2選手が出場する。7月7日には同大で壮行会が開かれ、富澤選手が出席。在学生らからエールを受けた。
日本選手団の真っ赤なジャケットを着た富澤選手が現れると、会場からは拍手と歓声が沸き起こった。当日は2000年度に同大を卒業し、セーリング競技日本代表チームのコーチとして同行する飯島洋一さんも出席。冒頭に規矩学長が登壇し「技術や経験のほかに当日の波や風をいかに読むかという知的なスポーツだと聞いている。輝かしい先輩を持ち、現役学生も誇りに思っている」と祝福した。
その後、ウインドサーフィン部の村田拓也主将(3年)が激励のメッセージが書かれた日の丸を贈呈。富澤選手は「応援の力をいっぱいもらった。リオで爆発したい」と笑顔を見せた。
06年度に同大の人間環境学部を卒業した富澤選手。08年の北京五輪から3大会連続で日の丸を背負い、五輪の舞台に立つ。北京では決勝レースに進むも10位。4年後のロンドンでは28位と涙をのんだ。「リオは集大成をぶつけて最高の結果を持ち帰りたい」とメダルへの意欲を燃やす。
最近は、現地と日本を2週間ごとに行き来しながら、調整を重ねてきた。後輩らの熱い激励に触れ、「まだまだセーリングはマイナーな競技。(自分の姿で)夢を届けたい」と誓った。
高橋選手は強化合宿に参加中のため不参加。飯島コーチは「選手の頑張りを無駄にしないよう精一杯サポートしたい」と話した。
なお、セーリング競技では区内在住の土居一斗選手(470級)と妹の愛実選手(レーザーラジアル級)もリオ五輪に出場する。
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