金沢区・磯子区版 掲載号:2016年11月10日号 エリアトップへ

旧川合玉堂別邸 庭園が市指定文化財に 主屋焼失乗りこえ名勝に

文化

掲載号:2016年11月10日号

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起伏を生かし変化に富んだ庭園
起伏を生かし変化に富んだ庭園

 横浜市は11月4日、旧川合玉堂別邸(二松庵)庭園(富岡東)や宝生寺聖教(所有/宝生寺、所在/神奈川県立金沢文庫)など3件を指定文化財とした。今回の指定で市指定文化財は159件となった。

 指定文化財は市文化財保護審議会(五味文彦会長)で「国・県指定文化財以外の文化財のうち、横浜の歴史、文化または自然を理解する上で重要なもの」と判断されたもの。旧川合玉堂別邸主屋および表門は1995年に指定を受けたが、2013年に火災が発生し主屋が全焼した。今回、主屋及び表門の指定が解除され、庭園が名勝として指定を受けた。なお、火災での焼失は免れた表門は、傷んだ茅葺屋根部分を今年度中に修繕する予定だ。

 同別邸は日本画家の川合玉堂が1917年10月に建てたもので、大正中頃から昭和初期まで別荘として利用された。富岡の別荘建築の雰囲気を残す貴重な遺構だった。広い庭園は地元の庭師、植周造園二代目の大胡隆治さんが作庭。起伏を生かした雑木林や小川の流れ、のどかな海の眺望など、山荘の庭にふさわしく変化に富んでいる。

 現在は植周造園四代目の大胡周一郎さんが庭園の手入れを行っている。大胡さんは「3代続いて関わらせていただき、植木屋冥利に尽きる。ありがたいこと」と喜びを表現する。

 また同別邸の運営は、大胡さんが理事長を務める「NPO法人旧川合玉堂別邸及び園庭緑地運営委員会」のボランティアが担当。主屋焼失後も敷地の除草・清掃などの活動を続けてきた。昨年11月には毎月1回、実施してきた定期開園を再開。明治時代の別荘文化を次代に伝えるべく活動する。同委員会は随時、ボランティアを募集している。

一般公開10周年

 紅葉した庭園が見られる12月は特別開園として、3日(土)と10日(土)の2日間を一般公開する。今年は一般公開10周年となる記念の年。色とりどりに染まった庭園を楽しむことができる。午前10時から午後3時(入園は閉園30分前まで)。

 問い合わせは区政推進課企画調整係【電話】045・788・7729(開園時連絡先は【携帯電話】080・1241・0910)へ。

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