横浜市が行ってきた緑化の取り組みをアピールし、「美しい花と緑豊かなまち横浜」を発信する「第33回全国都市緑化よこはまフェア」があさって3月25日(土)から始まる。磯子区ではこれに合わせ、拡張整備を行っていた杉田臨海緑地のオープニングイベントを開催。金沢区でも旧川合玉堂別邸を一般公開するなど、フェアを盛り上げるイベントを実施する。
1983年から毎年、全国各地で開催されている全国都市緑化フェア。都市緑化意識の高揚や知識の普及を図り、緑豊かな都市づくりへの寄与を目指している。
フェア開始翌日の26日(日)にオープニングイベントを行う杉田臨海緑地(磯子区杉田5の31)は、これに合わせて拡張整備を完了。現在までに整備されている2・0haに、芝生広場や多目的広場、植樹帯など8800平方メートルが加わった。また、緑地に向かう杉田臨海緑道も整備。聖天川沿いの緑道230mに、植栽やベンチなどを設け憩いの場を演出する。「首都高を越えなければならず、行き辛いところもあった。これからはアクセスルートも合わせて楽しんでほしい」と区担当者は話す。
同緑地は2010年に一部利用を開始。磯子区内でも数少ない海に面した水辺空間で、エリア内の草地広場や海を望む築山、スポーツができる多目的広場が地域住民に利用されている。
オープニングイベントは午後2時から2時45分まで。ペンギンやイルカなどの動物の形をした植栽(トピアリー)や、季節の花を植えたプランターがイベントを彩る。さらに吹奏楽団「ブラス・カスミッシモ」や、3月11日にお披露目された「ISOGO90」のステージや植樹式を行う。先着50人には多肉植物のミニプランターや緑化フェアグッズ、区の花・コスモスの種のプレゼントも。また、フェアに合わせた取り組みとして、らびすた新杉田の広場には6月まで花時計が設置される。問い合わせは【電話】045・750・2331へ。
金沢区もフェアと連携
金沢区ではフェアと連携し、旧川合玉堂別邸(金沢区富岡東5の19の22)を期間中の土曜・日曜・祝日に一般公開する。フェアに合わせ、山桜や白梅、藤など15種ほどを植栽して整備した庭園を楽しむことができる。3月は午前10時から午後3時(入園は2時30分)、4月から6月は午後4時(入園は3時30分)まで。4月1日(土)は琴の演奏、5月6日(土)は野点、6月3日(土)は子ども工作教室も。問い合わせは【電話】045・788・7726、当日は【携帯電話】080・1241・0910へ。また、金沢文庫駅西口にはプランターを設置し、能見台駅前も既存の植栽にパンジーやマーガレットを植えるなど街が花々でにぎわう。
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