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並木に「まちの保健室」 幅広い相談で地域支援を

社会

公開:2018年6月28日

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多田さん(左)と、清水さん(中央)
多田さん(左)と、清水さん(中央)

 専任の保健師らに医療や生活の困りごとを相談できる「みんなのまちの保健室」が4月に金沢区並木に誕生した。訪問看護・リハビリテーション「オルタナメディカルベース横浜並木」の事業所の一角で、すべての世代対象に幅広い相談をうける。

 「まちの保健室」は1日イベントで実施されていることが多く、県看護協会によると常設は横浜市内初だという。平日は電話(【電話】045・355・0472)で対応するほか、月・金は専任保健師の多田眞理子さんが駐在し、無料で相談にのってくれる。「保健師とは支援の網の目を広げていく仕事。すべての人に支援が行き届くよう、地域に広げたい」と話す。

 開設間もないこともあり、まだ利用者は数える程度。今後は周知を広め、まちのサロンのような存在を目指す。施設長の清水裕子さんは「イメージを限定したくない。多様性を受け入れ、何でもできる場にできれば」と意気込む。その裏には、障害児の母としての思いがにじむ。「出産で世界が一変。知らなかった世界があった」。生きづらさを感じている人々に医療や子育ての支援情報を行き届かせることの重要性を再認識したという。

 まちの保健室は全国で約50カ所あるというが、無料相談のため運営資金が課題になっている。多田さんは「やりたいという声はよく聞く。資金面がクリアできれば、今後増えるのでは」と話した。
 

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