金沢区・磯子区版 掲載号:2018年11月15日号 エリアトップへ

ニットー 装着型歩ける椅子を開発 医療向け 医師の負担軽減

社会

掲載号:2018年11月15日号

  • LINE
  • hatena
アルケリスを装着するスタッフを紹介する藤澤社長(中央)
アルケリスを装着するスタッフを紹介する藤澤社長(中央)

 プレス金型の設計、製作を手掛けるニットー(本社・金沢区鳥浜町/藤澤秀行代表取締役)は、医療向け装着型下肢支持装置「archelis(アルケリス)」を自治医科大学らと共同開発し、11月5日に中区で製品発表会を開催した。この製品は、装着したまま「歩く」と「座る」を、場所を選ばず繰り返すことができる「歩ける椅子」。長時間立ち姿勢で手術を行う医師の負担軽減が期待される。

 医療業界では、医療技術の進化により、患者の身体的負担が軽減されている一方で、医師や医療スタッフは長時間、立ち姿勢で手術を行っており、腰や足への負担が増加している課題があった。さらに、手術室は立ち姿勢を前提に設計されていて、医師は手術中、立ち位置を変えるケースが多く、椅子を置くスペースが確保できない状況だ。

 こうした課題を解消しようと、ニットーらは2014年から開発に着手。試作は14号機にのぼり、約3年かけ開発した。

 アルケリスは、装着したまま「歩く」と「座る」を繰り返せる。電源を使用しないため、他の医療機器への電波干渉がなく充電の必要もない。足、すね、ももの3点ベルトによる簡単装着が可能な点が大きな特徴だ。重さは片足約3kgで許容重量は80kg。調整により160cmから185cmの人に対応している。

「疲労感が違う」

 5日の製品発表会では、製品を使用した医師の声を紹介。横浜市立大学大学院の遠藤格教授は「立ったままでの12時間の手術と座っての12時間は疲労感が違う」とのコメントを寄せた。

 また、藤澤社長は、開発の苦労に装着感の追及をあげ「人それぞれ感覚が違うので、皆さんに納得してもらえる製品にすることが難しかった」と振り返る。「医療業界の更なる進化をサポートしていきたい」と今後の抱負を話した。

 アルケリスは、医療施設限定で、レンタルのみの運用をはかる。まずは年間100台を目標にするとしている。

金沢区・磯子区版のトップニュース最新6

毎朝 太極拳で17年

金沢区釜利谷西

毎朝 太極拳で17年 スポーツ

コロナ禍の健康づくりにも

10月14日号

「専門性持つ多機関 連携を」

市内虐待対応医

「専門性持つ多機関 連携を」 教育

相談件数が年々増加

10月14日号

空き区画を地域に開放

空き区画を地域に開放 社会

洋光台にフリースペース

10月7日号

市、オンライン申請を導入

証明書発行

市、オンライン申請を導入 社会

時間・場所問わず可能に

10月7日号

無所属・二井氏が初当選

市会議員磯子区補選

無所属・二井氏が初当選 政治

22年ぶりの女性市議に

9月30日号

陽性 半数近くが若年層

新型コロナ第5波

陽性 半数近くが若年層 社会

市、新プランで対策急ぐ

9月30日号

本まぐろ直売所

10月10日は「まぐろの日」大特売。豊洲市場を仕切る大卸ならではの品揃え

https://www.yokosuka-honmaguro.com/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 10月16日17:36更新

  • 8月26日0:00更新

  • 8月12日0:00更新

金沢区・磯子区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

金沢区・磯子区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2021年10月16日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook