金沢区の少年・少女サッカーチーム「六浦毎日サッカースクール」(和田篤雄代表/以下MSS)が今年創設50周年を迎え、7月15日に同窓会と記念交流イベントが開かれた。OBらも数多く訪れ、交流試合などが行われ活動の節目を祝った。
サッカーがまだマイナースポーツだった約50年前。1968(昭和43)年、男子サッカーがメキシコ五輪で銅メダルを獲得し、これを機に毎日新聞社がサッカー人口の底辺拡大を目的に全国にスクールを設置した。MSSは、1969年、同社が関東学院の協力を得て設立されたのが始まりだ。2代目の代表を務める和田さんは「設立当時、サッカースクールは、横浜市内でも3、4チームで、金沢区内にはなかったと聞いている。区内で一番古いサッカースクールでは」と説明する。
部員120人に
少子化の影響もあり近年、区内のサッカーチームへの子どもの加入は減少し続けている。約20年監督を務め、今年から総監督となった、忍足充さんは「部員が一時期50人を切ることもあった」と振り返る。状況を打破するため女子チームやキッズクラスを創設。今では約120人が所属するチームとなっている。
「ぜひ戻ってきて」
MSSでは、7月の海の日を「同窓会の日」と定めている。例年、この日はOBらが集まり交流試合などを行っている。今年は50周年ということもあり、交流試合の前に記念イベントを行った。現役選手や保護者、チーム関係者が出席し、50年を振り返る映像などが流された。あいさつに立った和田代表は、現役選手らに「このチームはOBやコーチ陣に支えられ50周年を迎えることができた。六浦毎日を忘れずに、卒団してからもぜひ戻ってきてほしい」と呼びかけた。
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