磯子区のNPO法人ヒューマンフェローシップは、生きづらさを抱える若者らとミュージカルをつくる企画を10月から行う。様々な役割があるミュージカルを通して、仲間づくりや達成感を体感してもらい、今後の人生に役立ててもらうことが狙いだ=中面に関連記事。
この企画は「生きづらさを抱える子ども・若者とつくるミュージカルプロジェクト」。横浜市と(公財)横浜市芸術文化振興財団の「芸術創造特別支援事業リーディング・プログラムYokohamaArtLife」に採択され500万円の支援金で活動する。
芸術分野の視点を
同法人は設立以来、不登校やニート、引きこもりなどから自立を目指す若者に、安心して住める住環境の提供や専門的な就労支援を行ってきた。「これまでの就労支援にプラスして芸術分野、遊び的な視点からの体験を通して、今後の人生のきっかけにしてほしい。キャストや照明、広報など自分にあった役割で、一つのものを作る醍醐味を体感してもらえれば」。こう話すのは、同法人代表理事の岩本真実さん。
プログラムは、根岸駅前の「Negishi Livebox M6」などを会場に3カ月間、タップダンサーのおどるなつこさんら専門家を招きワークショップ形式の練習を行う。12月21日(土)、22日(日)にクラシックミュージカル「ジーザス クライストスーパースター」を上演する。
9月1日には、プログラム開始にさきがけ、同法人の関係者らが練習を行った。おどるなつこさんから、ストレッチ法や発声方法などの指導を受けた。10月から興味のある人に参加してもらう。練習日は、水・木・日曜日。12月の公演のほか、路上パフォーマンスなども予定している。
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