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公開日:2020.02.20
2020年度磯子区予算案
防災、福祉、子育て支援に重点
自主企画事業に約9634万
磯子区の2020年度自主企画事業(個性ある区づくり推進費)の予算額と概要がこのほど明らかになった。予算額は約9634万円で19年度(約9631万円)とほぼ同額に。「防災・減災」「子育て支援」「高齢者支援」を柱に事業を進めていく。
磯子区では、19年度に引き続き、基本目標を「地域の皆さまとともにつくる笑顔あふれるまち・いそご」とし、「魅力にあふれた住み続けたいまち」「ともに支えあい、健康でいきいきと暮らせるまち」「安全・安心で住みやすいまち」の3つを重点分野に掲げた(予算額は表参照)。
「魅力にあふれた住み続けたいまち」では、東京五輪・パラリンピックの開催を契機に、区の魅力を高め商店街振興や地域経済の活性につなげたい考えだ。区外の人にも磯子区を知ってもらうために、魅力PRツールを作成。商店街の店舗を巡るイベントを実施する。
「ともに支えあい、健康でいきいきと暮らせるまち」では、「第4期磯子区地域福祉保健計画」を策定する。新規事業として、「多文化共生推進」を掲げ、外国人区民に対し、AI通訳機などを導入し、タブレットを活用したテレビ電話による通訳を取り入れる。
安否確認バンダナ配布
2019年度の区民意識調査で区が取り組むべき重要課題に挙がっていた「災害対策」。「安全・安心で住みやすいまち」では、20年度から「災害時安否確認支援事業」を進める。安否確認手法としてバンダナを活用。区内全戸にバンダナを配る。昨年の大型台風では、区内でも被害があったことから区内2カ所に「防災土のうステーション」を新たに設置。「防災土のう講座」を開催し、区民の防災意識の向上を図る。
さらに、近年問題となっている空家問題では、地区懇談会でも要望があったことから、今年度「管理不全空家等の対策事業」を予算化した。
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