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横浜市社会福祉協議会の会長に就任した 荒木田 百合さん 中区在勤 60歳

掲載号:2020年11月5日号

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現場の生きた声 かたちに

 ○…「福祉の仕事に携わりたいと思っていたのでとても幸せです」と会長就任を素直に喜ぶ。「明日の生活が厳しく助けを求める声があるのも現実。この状況だからこそ手を差し伸べてくれる企業や個人の方もたくさんおられます」とコロナ禍でのスタートとなり、寄付を募る活動に注力する。これからの活動については「自らの人脈を生かして支援の輪を広げていきたい」と第二の人生の一歩を踏み出した。

 ○…横浜市の職員としてこども青少年局の立ち上げを主導。きっかけは、戸塚区役所にいたときに出会った保護者たちだ。「とても家庭だけでは子育てが難しい。地域で子育てできる仕組みづくりが必要だと感じた」と上司に働きかけた。しかし当時は「子育ては家庭でするもので、税金をかけてまで支援するものではない」と相手にされなかったという。それでもめげずに声を上げ続けた。その声はいつしか庁内外で「荒木田の野望」と呼ばれるように。次第に志を同じくする仲間が増え、12年間かけてその思いを成し遂げた。2018年には、生え抜きで女性初の副市長に抜擢され今年3月、38年間の職員生活に幕を閉じた。

 ○…世田谷区が出身。『アタックNO・1』などのアニメに感化され、中学、高校とバレー部で汗を流した。東京女子大学に進学してからは合気道に熱中。「途中で球技は苦手なんだと気付いた」と苦笑いし「合気道は、力づくじゃないところが好きですね」と心機一転、主将も務めた。

 ○…「まずは災害時の対応に力を入れていきたい」と話し、「災害時のボランティアは地域の人たちの生活を支えるために欠かせない。地域に出向き、現場の生きた情報をかたちにしていきたい」と体制づくりの強化に取り組んでいく。

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