(一財)全日本交通安全協会が児童、生徒の交通安全教育と交通事故防止に顕著な功績があった学校を表彰する「交通安全優良学校」に金沢区の八景小学校(矢野和佳乃校長)がこのほど選ばれた。金沢区の学校が表彰されたのは初めてだという。
交通安全優良学校は例年、全国の交通安全功労者や優良運転者などを表彰する「交通安全国民運動中央大会」で表彰しているが、今年は新型コロナウイルス感染拡大のため中止に。そのため、金沢交通安全協会の横井正巳会長らが1月29日に同小を訪れ、矢野校長に表彰状を手渡した。
同優良学校表彰は、県内から同小を含む2校が選ばれ、全国では46校が表彰された。横井会長によると、金沢区の学校がこの表彰を受けるのは初めてだという。
県大会で3位に
同小は、金沢交通安全協会が自転車のマナー向上を目的に2006年から開催している「金沢区自転車マナーアップ三世代大会」に第1回大会から出場。2018年大会では2位に入り、県大会では3位に入る成績を残した。また19年も県大会に出場し6位入賞を果たした。今回の表彰はこれらの功績に加え、教職員とPTA、地域住民が一体となって登校時の見守り活動や通学路の点検などに取り組んでいる点なども評価され表彰に至った。
横井会長は「子どもたちが非常に頑張ったと思う。PTAの方々も協力してくれた結果が今回の表彰に結び付いたのでは」と話した。
同小では、県大会に出場した児童が全校生徒の前で自転車の乗り方を披露するデモンストレーションを行い、交通安全に対する意識向上に努めている。
矢野校長は「今回は学校だけでなく、交通安全協会、連合自治会、PTAなど多くの方々に見守って頂き、協力して頂いたことで受賞できたと思う。改めて感謝したい」と話した。
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