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金沢区・磯子区 スポーツ

公開日:2021.06.17

大相撲荒篤山関
新十両昇進を市長に報告
横浜出身関取は22年ぶり

  • 新十両昇進に笑顔を見せる荒篤山関(中央)と林市長(左)、荒汐親方(右)

 (公財)日本相撲協会が発表した新十両昇進を受け、荒篤山(こうとくざん)関(荒汐部屋)は1日、林文子横浜市長を訪問した。

 横浜市出身力士として、1999年に引退した前進山関以来22年ぶりの関取となる荒篤山関はフィリピン生まれ。12歳の時に来日し、緑区内の中学校を卒業後に入門し、2009年9月に初土俵を踏んでいる。

 新十両報告には親方の荒汐栄吉さん、先代おかみの鈴木ゆかさん、両親と共に訪れ、林市長からの「諦めそうになったことはないか」との問いに「なかった。ようやく上がれて嬉しい」と答えた。また、新十両として挑む名古屋場所(7月4日〜18日)の土俵入りで締める化粧まわしが、横浜市民有志の会から贈られる予定。フィリピンの国花・ジャスミンと、横浜市の花であるバラがデザインされる。

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