金沢区の横浜市議会議員補欠選挙が10月17日に投開票され、立憲民主党の新人で佐久間衛氏(46)が1万8596票を獲得し、初当選した。元職で無所属の石渡由紀夫氏(58)は1万5475票で一歩、及ばなかった。投票率は21・10%。
今回の補選は、金沢区選出で市議を11期務めた小幡正雄氏の死去に伴い実施されたもの。佐久間氏と石渡氏の2人が立候補し、議席を争った。
佐久間氏にとって2011年に初めて県議会議員に立候補してから3回目の選挙戦。自転車で区内をくまなく回り支持を訴えた。「右も左も分からなかったが、雰囲気はよかった」と振り返る。
午後10時45分ごろ能見台の事務所で当選確実の報を受けると、集まった支援者や地元議員に深々と頭を下げ感謝を述べた。「まだ実感がわかない」としつつも「これからやらなければいけないことが沢山ある。選挙戦の中で地域の人たちから街々の課題をいただいたので、ひとつずつ対応していきたい」と話した。
石渡氏、及ばず
元職の石渡氏は1万5千票超を獲得するも、約3千票及ばなかった。支援者を前に「手応えはあったが、結果を残せず私の力不足。短い期間で多くのご支援をいただき、感謝しています」と話した。
投票率は21・10%で、19年の前回選挙から24・58ポイント減。9月の磯子区補選と比べても1・96ポイント減だった。
|
<PR>
金沢区・磯子区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|