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金沢区・磯子区 トップニュース教育

公開日:2022.03.31

並木第一小5年2組
まちの魅力「八景」で表現
535人のインタビューもとに

  • 5年2組の「かがやけ並木調査隊」

  • ▶8枚の絵は二次元コードから閲覧可能

 金沢区の並木第一小学校5年2組の「かがやけ並木調査隊」は、並木のまちの魅力を絵にした「並木八景」を作成した。総合の時間に、535人の地域住民にインタビューなどをして調査したまちの魅力を歌川広重の「金沢八景」になぞらえ8枚の絵で表現した。

 「並木のまちに住む人は、どんなところに魅力を感じているのだろう」――そんな児童の素朴な疑問から調査は始まった。児童は、10月から11月にかけて商店街などで街行く人にインタビューを実施。「最初はなかなか声をかけれなかったけど、ニコニコしながら教えてくれた」「頑張ってるねと言われて嬉しかった」など戸惑いながらも多くの人に声をかけ、535人から回答を得た。

 その後、さらに具体的な内容を聞くためのインタビューを計画していたものの、新型コロナ感染症の拡大で中止に。急きょ、インターネットでのアンケートを考え、協力を呼びかけるチラシを学校便りに挟み配布した。こちらは230人が回答した。

 こうした調査で多くの人が回答した「景観がいい」「自然豊か」「安全」などの魅力を分析し、8つの魅力に集約。「富岡総合公園」「商店街」「イチョウ並木」「ふなだまり」「安全な通学路」「鳥のさえずり」「祇園舟」「支えてつながる町の人」を題材にして、”並木八景”を描いた。

 調査を通して「もっと並木が好きになった」という児童たち。描いた並木八景を印刷し、地元に配りたいと考えたが、まん延防止等重点措置の期間が続き叶わなかった。担任の藤堂有加教諭は「紙面を通して知っていただければ」と話した。

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