金沢区・磯子区 社会
公開日：2022.04.14
外出支援で交通安全講座
高齢者対象に根岸ケアプラで
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夜間の横断を体験する参加者
根岸地域ケアプラザ（磯子区馬場町）は４月４日、外出支援の一環として、高齢者の交通安全対策の講座を開催した。同ケアプラの木田麻里絵さんは「コロナ禍で外出機会が減少する一方で、足腰が弱くなったという声をよく聞く。交通事故も増えつつあるので、今一度交通ルールを見直し、ゆとりを持って外出していただきたいと企画した」と話す。
当日は65歳以上の高齢者23人が参加。磯子警察署交通課の担当者が講師を務め、歩行者の交通ルールについて話した。実際に磯子区内であった交通事故のケースなどを紹介し、「信号は守る」「斜め横断はしない」「信号や横断歩道のない道路は渡らない」などの注意事項を説明した。
さらに時間帯や天候、道路状況を変えられる歩行環境シミュレータを使い、参加者が信号機のない横断歩道を渡る体験も実施。画面に模擬道路を再現し、横断を疑似体験した。リプレイ映像では、自身の目線なども確認し、安全な横断方法を学んだ。
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