金沢区・磯子区 トップニュース教育
公開日:2023.09.07
汐見台小
新校舎の利用始まる
磯子区内で初の建て替え
磯子区の汐見台小学校(犬塚真校長)で夏休み明けの8月28日から、新校舎の利用が始まった。磯子区内の小学校では、初の校舎建て替えとなる。同日には来賓や保護者、地域住民らを招いて落成記念式典を開き、新校舎の完成を祝った。
1965年に浜小学校汐見台分校として設立され、67年4月に独立開校した同校。現在は磯子区内で最多の734人(8月29日時点)の児童が在籍する。
旧校舎は築50年以上が経過して老朽化が進み、バリアフリーへの対応などの課題もあった。そのため、横浜市では2017年、同校と都岡小学校=旭区=、上菅田笹の丘小学校=保土ケ谷区=の3校を市内で最初の建て替え校に選定。同校では20年から仮設校舎建設工事が始まり、旧校舎の解体、新校舎の建設が進められ、今年6月に新校舎が完成。教職員と保護者らが協力し、利用開始に向けて準備を進めてきた。
工事完了は25年度
体育館で開かれた落成記念式典には、市教育委員会の鯉渕信也教育長や関森雅之磯子区長らの来賓、保護者、地域住民、教職員など約260人が出席。地域を代表して挨拶に立った同校運営協議会の岡道子会長は、関係者への感謝を伝えながら「汐見台小学校の新しい歴史が始まります」とあいさつ。その後、テープカットが行われ、新校舎の落成を祝った。
新校舎の設計は(株)アーキシップスタジオ=中区=が担当した。式典後には、同社の飯田善彦氏が地形に沿った幅約8mの大階段や、音楽室や図書館などから出入りできる中庭など、新校舎の特徴を解説。新校舎内を巡る見学会も行われた。
今後は仮設校舎の解体やプールの建設、校庭整備などが進められ、25年度に全ての工事が完了する予定。犬塚校長は「この素晴らしい施設を生かした学校運営への使命感を感じている。新たな汐見台小の創造に向け、皆さんのお力添えもお願いしたい」と話した。
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