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公開日:2023.11.23
磯子事業会が50周年
式典や懇親会で節目祝う
磯子区内の企業などが所属する磯子事業会(長谷川浩正会長)が11月15日、設立50周年記念式典を開催した。会員や関係団体などから62人が、ホテルロイヤルホールヨコハマ=中区=に集まり、講演会や懇親会を実施。これまでの歩みを振り返りながら、半世紀の節目を祝った。
臨海部の工業地帯を中心に、数多くの工場や企業が立地している磯子区。こうした企業などが集まり、1973(昭和48)年4月に同会は設立された。当初は28社だった会員は徐々に増加し、現在は磯子を中心に87社の企業や事業所などが加盟している。
設立以降、地域振興や各企業の発展、事業者間の連携強化を目指して半世紀にわたって活動してきた。2017年には磯子区と包括連携協定を締結。磯子まつりへの協力、横浜マラソンの開催前に区内のコース沿道を清掃するなど、さまざまな形で地域のための取り組みを展開する。また、横浜市工業会連合会に所属し、市内の各工業会と交流も図っている。
「必要とされる団体に」
今年度に設立から50年の節目を迎え、記念事業として式典を企画した。磯子区の関森雅之区長や市工業会連合会の加藤卓郎会長など、62人が出席。式典や記念講演会、祝賀懇親会を行い、盛大に節目を祝った。
式典の中では、同会が区内のスポーツ振興を目的に設立初年度から支援を続ける磯子区スポーツ協会へ助成金を贈呈。出席者を前に、長谷川会長が磯子スポーツセンターの井上兼輔所長へ目録を手渡した。
記念講演会は、(株)横浜ビー・コルセアーズの白井英介代表取締役が講師を務めた。同社はたきがしら会館=滝頭=の指定管理を今年6月から始め、今年度新たに磯子事業会へ入会。白井代表は「プロスポーツクラブ経営と地域の関わり」をテーマに講演し、「皆様とさまざまな連携を図り、磯子区を中心に地域へ向けた活動を展開していきたい」と語った。
長谷川会長は「関係各位の支えで50周年を迎えられた。先人の思いを受け継いでいけるよう、地域に必要とされる団体となるために努力を続けていく」と話した。
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