横浜BC
「CS(チャンピオンシップ)出場」に再挑戦
来季へ向け新体制発表
7月10日
磯子区地域子育て支援拠点「いそピヨ」は今年度、日曜開所を行っている。「Sundayいそピヨ」と題し、5月から来年3月までに10回の開所日を設定。親子が気軽に遊べる「ひろば」の開放だけなく、父親向けの講座やイベントもあわせて企画していく。
同所は横浜市内各区に設置されている地域子育て支援拠点の一つ。妊娠中の人、未就学児と保護者などを対象に、自由に遊べる「ひろば」を設けているほか、子育て情報の提供や相談、子育てに関する講座などを展開する。利用料は無料。祝日を除く火曜日から土曜日を基本に開館している。
区民の声を元に
磯子区役所によると、日曜開所のきっかけは2023年度に行った子育てニーズ調査。調査結果から日曜日に子どもと出かける場所を求める声が多くあることが分かり、日曜開所を区の今年度予算に盛り込んだ。気軽に遊べる「ひろば」だけでなく、「パパと一緒におはなし会」といった毎回異なるイベント、区内地域ケアプラザへの出張開催も企画。平日に同所などを訪れることが少ない父親も参加しやすいように意識したという。
初回の5月18日には、58人の親子が同所を訪れた。「おやこ歯っぴー教室」もあわせて行われ、歯磨きの練習なども実施。同所の椎野律施設長は「予想以上にご両親とお子さんでの来所が多かった」と話す。
日曜開所は原則午前9時30分から午後3時30分まで。「ひろば」は予約不要で利用できる。イベントや講座は先着順の事前予約制で、開始時刻は回によって異なる。次回の開所は6月8日で、磯子消防署の協力で「パパと一緒に小児救急法」の講座を予定。椎野施設長は「保育園・幼稚園などで平日の利用が難し方も、土曜を含め週末に気軽に来所していただきたい」と呼び掛けている。
金沢区は「パパDAY」
磯子区に先駆け、金沢区地域子育て支援拠点「とことこ」では23年度から日曜開所を本格的に始めた。「周りに男性が多い方が、パパたちが足を運びやすくなるのでは」と考え、毎月第一日曜を基本に、父親と子どもや祖父と孫などを対象とする「パパDAY」として午前10時から午後1時まで開所。24年度には93組の利用があった。
父親ら男性の保護者を含む親子の利用組数は23年度から24年度で約2・4倍となり、日曜に限らず男性の施設利用が増えているという。
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