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公開日:2026.01.22

金沢区鳥浜町
公道でロボットが自動配送
効率化へ実証実験

  • 金属材料を運ぶロボット

  • ニットーの藤澤秀行代表取締役(中央)とHakobotの大山純代表取締役(右)

 金沢区鳥浜町の公道で、自動配送ロボットを活用した実証実験が1月30日まで行われている。神奈川県が進める生活支援ロボットの実用化・普及を通じた地域の安全・安心の実現を目指す「さがみロボット産業特区」におけるロボット実装促進事業の取り組みの一環。搬送業務を省力化することで、工場全体の生産力向上を目指す。

 実証場所は、プレス金型の設計・製作を手掛ける(株)ニットー(藤澤秀行代表取締役)本社工場と約200m離れた同社倉庫でもあるアルケリス(株)の間の公道。(株)Hakobot=宮崎県=が開発した自動配送ロボット「Hakobot」を使用し、ニットーで製造した製品や金属部品などを倉庫まで運ぶ自動搬送を試みている。

最大100kg運搬

 このロボットは全長約1m、幅66cm、高さ約95cm(荷室を除く)。四輪駆動・四輪操舵が特徴で、でこぼこな道路でも自律走行可能な走破性と小回り性能を持ち、最大100kgの荷物を運ぶことができる。これまでは社員が台車や2tトラックで行っていた搬送業務をロボットが担うことで、業務負担の軽減や本来の製造業務への注力、安全性の向上を目指す。

 今回の実験は、警察庁の定める「歩道走行型ロボットの公道実証実験に係る道路使用許可基準」の区分8(みなし歩行者)として、近接での監視を行う形で実施。15日に行われた実証実験では、約35kgの金属材料を積みニットーを出発。歩道や横断歩道を渡りながら、片道約4分かけてアルケリスまで運んだ。

 将来的には自律走行や遠隔監視による運用を見据え、県は改良費用の一部支援や実験後の施設導入に向けた伴走支援も実施している。藤澤代表取締役は「ものづくりは人が受け継ぐことも大切だが、部品を運ぶ作業などはロボットが行うことで省人化を期待したい」と話した。

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