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公開日:2026.03.12

磯子区
バスケ選手と考える共生
外国人10年で倍増

  • 質問に答えるクラーク選手(左)とターズースキー選手

    質問に答えるクラーク選手(左)とターズースキー選手

 横浜市内で年々増加している外国人人口。磯子区や金沢区でもこの10年で倍近く増えた中で、多文化共生を目指した取り組みが進んでいる。磯子区では2月24日、プロバスケットボールチームの横浜ビー・コルセアーズと連携した多文化共生をテーマにした講演を実施。外国人選手の声を聞き、地域での多文化共生を考えた。

 横浜市内の外国人人口は、2025年12月末時点で市全体が13万7812人、磯子区は6996人、金沢区は4485人。15年12月末時点で市全体が8万1424人だったため、10年で5万6388人増加。磯子は3703人、金沢は2279人だったため、ほぼ2倍まで増えた。

 「多文化共生をとおして、誰もが地域で安心して力を発揮できる磯子」を目指す磯子区。多文化共生を新たな形で考えようと、区と区連合町内会長会と3者で協定を結ぶ横浜ビー・コルセアーズに協力を依頼。「外国人から見た日本文化・地域の暮らしやすさ」と題した講演を企画し、同クラブから来日2年目のゲイリー・クラーク選手と来日4年目のケーレブ・ターズースキー選手を区役所に迎えた。

日本は「きれいな国」

 講演はいそご多文化共生ラウンジのスタッフが、アメリカ出身の2人に日本での生活などを聞いて進行。自己紹介に続き、日本の印象を問われた2人は「(町にごみが少ない)きれいな国」と答えた。

 チームにはフィンランド出身の指揮官をはじめ、言語が異なる人が多く所属する。チーム内でのコミュニケーションは英語が基本で、「日本人選手も英語で話そうとしてくれてありがたい。最初は言葉の壁があって難しかったが、仲良くなると共通認識ができたりしてコミュニケーションがとりやすくなってきた」とクラーク選手。昨シーズンまで群馬のチームに所属したターズースキー選手は「ちょっとしたジェスチャーなど、言葉以外も使ってお互い助け合うような形でコミュニケーションをとるよう頑張っている」と語った。

 講演の最後には外国人などにも分かりやすい言葉に言い換える「やさしい日本語」を同所の坂本寿子代表が紹介。「はっきり・さいごまで・みじかく」という「ハサミの法則」も伝え、「『やさしい日本語』は外国の方だけでなく、子どもや高齢者などにも良いツール。ぜひ使ってみてほしい」と呼び掛けた。

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