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公開日:2026.04.23
横浜市立大学柴田ゼミ 「廃棄シール知って」 小学生と「おさかなアート」制作
金沢区の横浜市立大学国際商学部柴田典子ゼミが水産卸会社の(株)横浜食品サービス=鳥浜町=と連携し、産業廃棄物となる不要の魚パックに貼られる包装用シールを活用した「おさかなアート」活動に取り組んでいる。昨年度は放課後キッズクラブの児童と1563匹の魚を完成。遊び感覚でシールを貼りながら魚に親しみを持つことで魚食拡大も目指す。
同ゼミは2020年度から、横浜南部市場に横濱屋本舗を展開する同社とブランド価値の共創などについてマーケティングの視点で取り組んできた。連携する中で、スーパーで売られる魚の包装用パックには「4パック1000円」や調理例の写真など様々なシールが貼られており、商品の改定や季節などによって大量に廃棄される問題が明らかになった。シールの廃棄量は同社だけでも年間約58万枚(約100万円相当)。
そこで昨年9月から11月にかけて、当時3年の同ゼミ「ねぎとろ」のメンバー、池頭瑛璃さん、小日向桜さん、柴田萌里さん、井田空羽さん、青木優弥さんの5人が、金沢区内の9カ所の放課後キッズクラブの子どもたちと魚の形をした台紙に廃棄予定のシールをちぎって貼る「おさかなアート」に取り組んだ。
また、魚の消費量は20年間で半減。「子どもたちが魚に興味を持ち、魚食拡大につながれば」とマグロやタイ、エビ、カジキなど「食べられる」魚の台紙を約10種類用意。子どもたちは好きな魚の絵とシールを選び、シールをちぎって魚図鑑片手に本物そっくりの魚に完成させようしたり、1人で10匹以上完成させた児童もいたという。「おさかなアート」には、約2万枚のシールが使われ、完成した魚は1563匹。延べ約470人が楽しんだ。
準大賞を受賞
この取り組みで同チームは3月に開催された若者と地域団体の活動を応援する「横浜アクションアワード」に参加。準大賞に選ばれた。メンバーは「出るからには大賞を取りたかった」と悔しさをにじませるが「あまり知られていない廃棄シール問題について関心を持ってもらえた」と振り返る。
4年生になり、卒業論文や就職活動などで忙しく次の活動は未定だが、「継続してできる方法を模索したい」とメンバー。「スーパーの魚のパックを見た時に、この問題を思い出してもらえたら」とする。
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