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公開日:2026.06.04
金沢区木遣囃子連絡協議会 郷土芸能伝えて30年 10団体が協力して活動
金沢区木遣囃子連絡協議会が、今年で発足から30周年を迎えた。区内で受け継がれてきた木遣や囃子といった郷土芸能を引き継いでいくために、10団体が協力して活動。2年に一度発表会を行うとともに、どんど焼きや称名寺薪能などの伝統行事でも活躍している。
祭りで神輿や屋台を先導する木遣。金沢区内では以前から木遣や囃子の15団体が、各地域ごとの祭礼などで個別に活動してきた。しかし、団体同士のつながりは少なかったため、30年前に各団体がまとまって活動することで地元の郷土芸能の継承につなげようと協議会の発足を模索。釜利谷宿郷土芸能保存会、六浦睦木遣囃子保存会、六浦三艘屋台保存会の代表を中心に話し合い、10団体が呼び掛けに賛同して同協議会が発足した。
団体同士の交流や情報交換などを少しずつ進めるだけでなく、どんど焼きや称名寺薪能にも協力。20年前からはおよそ2年に一度の頻度で発表会「金澤の木遣と祭囃子」を主催してきた。
各団体の会員以外の人々にも木遣や囃子に親しんでもらおうと、ダンスや歌など他ジャンルの発表、景品が当たる抽選会など毎年多くの人が楽しめる内容を盛り込んで企画。各団体にとっては祭礼以外に練習成果を発表できる貴重な場となっている。同協議会の平野清事務局長は「郷土芸能を残していくには、こうした発表会などを続けることが大切」と話す。
10回目の節目
10回目を迎えた5月30日の発表会には、協議会加盟の10団体に加え、合唱やフラダンス、フラメンコの団体が出演。各順番にステージに上がったほか、子どもたちの発表として洲崎・柴・野島・釜利谷宿・町屋・六浦川の6団体の小中高生による囃子の披露もあった。さらに、野島・洲崎・釜利谷宿・六浦川、町屋・寺前・六浦睦・三艘の各団体が4団体ずつ舞台に上がる「木遣の競演」もあり、会員たちの歌声がホールに響き渡った。
発足時から協議会の運営に携わる布川紘一名誉顧問は「金沢区に昔から伝わる郷土芸能があると、多くの人に知ってほしい」と語った。
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