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公開日:2026.07.23

Y校別科 滝頭小と初連携 児童が理美容学ぶ

  • バリカンを体験する児童と教える生徒

    バリカンを体験する児童と教える生徒

 横浜市立横浜商業高等学校別科(Y校別科)=磯子区丸山=で7月15日、滝頭小学校の児童を招いてキャリア教育が行われた。同校78年の歴史の中で、近隣の小学校と連携した授業は今回が初めて。児童らはバリカンや三つ編みを体験した。

 Y校別科は、全国で唯一の公立理容師・美容師養成学校で、生徒数は140人。理容科と美容科を備え、在学中に国家資格の取得が目指せる。

 今回のキャリア教育は、今年度からY校別科に就任した出口栄生校長代理が、「総合型の授業に力を入れたい。人との関わり合いを通じて子どもの頃から職業について学んでほしい」と滝頭小の金子郁規校長に声をかけたことがきっかけ。かつて小学校の校長同士として知り合った二人の縁もあり、同校初の小高連携が実現した。

 当日は滝頭小6年の91人が参加。理容科の授業では、動かすのは親指のみ、というはさみの使い方や、練習用のマネキン(ウィッグ)には人毛が使用されていることを学んだ。

 美容科の授業では、パーマをかけるために髪の毛をロッドに巻き付ける「ワインディング」を見学。美容科の生徒が20秒以内に手早く髪を巻く様子を目にし、児童からは驚きの声が上がった。

 さらに、理容科の1年29人からバリカンを使ったカットを、美容科の2年28人に三つ編みなどの編み込みを教わりながら挑戦。「難しい」と苦戦する児童に対し、生徒らが「上手だね」「ここを切ってみよう」と優しく声をかけながら取り組んでいた。

共に成長できる場に

 参加した児童は「髪を切ることは簡単だと思っていたが想像以上に難しかった」「高校生が優しく教えてくれて嬉しかった」と笑顔を見せた。

 出口校長代理は「地域に開かれた学校にしていきたい。児童はキャリアを学び、生徒は小学生と触れ合う中でお互いの成長につなげられたら」と今後の展望を語った。

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