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公開日:2026.08.13

金沢消防署能見台特別救助隊 障害突破で全国へ 2年連続「90秒台目指したい」

  • 全国大会に出場する林さん、天野さん、丸山さん、宮原さん、山村さん(左から)

    全国大会に出場する林さん、天野さん、丸山さん、宮原さん、山村さん(左から)

 金沢消防署能見台特別救助隊第2係に所属する5人が、8月22日(土)に新潟県で開催される「第54回全国消防救助技術大会」の「障害突破」に出場する。同署から同種目での全国大会出場は昨年に続き2年連続。昨年は県大会で2係が同署の1係に敗れ、1係が全国大会へ出場。悔しさをバネに訓練を積み重ね、念願の晴れ舞台に立つ。

 同大会は救助技術の基本的要素を鍛えることを通し、消防救助活動に不可欠な体力、精神力、技術力を養うことを目的とする。

 競技は陸上の部と水上の部に分かれ、全国各地の大会で好成績を残した消防救助隊員が一堂に集結。競い合い、学び合うことで、模範となる隊員の育成も目指す。

 金沢署から出場するのは、1番員の天野裕也さん(31)、2番員の丸山大貴さん(31)、3番員の宮原学さん(33)、補助者の山村駿弥さん(37)、支援者の林和平さん(37)。陸上での障害突破は3mの壁やはしご、ロープ渡りなど災害現場を想定した5つの障害を4人一組で連携し、正確性とタイムを競う。今年から確保ロープという赤・黄・青の命綱をつけるなど一部ルールが変更になったことから「新障害突破」といわれている。標準所要時間は2分37秒。

 昨年12月から訓練を始め、今年6月の神奈川県指導会で3位で、7月17日に埼玉県で行われた関東地区指導会に参加。26隊が参加する中、7位で全国大会出場を決めた。

ベテランの力が集結

 同種目での全国出場は、金沢署としては昨年に続き2年連続。リーダーの宮原さんは「昨年は同じ署の違う隊が全国大会に出場し複雑な気持ちだった。悔しさをバネに練習を積み重ねてきた」と一年越しの思いを語る。「色々な思いが相まって、全国大会へ出場が決まった時はリーダーをはじめ号泣した」と林さんも続ける。

 過去に県大会や関東大会に出場したことがある経験豊富な隊員たちが集結し、勤務日は災害対応をのぞき訓練に全力を注いできた。20代が中心の隊も多い中、「技術面と精神面でカバーできたのでは」という。

90秒台目指す

 「上司、仲間、家族、周りの人たちからの支えに感謝している」と天野さん。「支援者に他の業務をフォローしてもらってここまでこれた。出場するのは4人ですが、チームは8人なんです」と話す。部隊の最速タイムは97秒。90秒台を目指し、「皆で連携して、ミスなく、悔いなく、横浜代表の自覚を持って頑張りたい」と宮原さんは話した。

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