いそご国際交流フェスティバルで実行委員を務める 長浜 惠美子さん 洋光台在住 64歳
いろんな人と繋がって
○…区内を中心に国際交流の分野で活動する団体が参加するいそご国際交流フェスティバル。その実行委員を務める。元々は日韓ワールドカップ時に横浜プリンスホテルを訪れた外国人と地域住民の交流が目的で始まったイベント。運営に携わり「色んな団体と出会えるのは貴重な経験」と話す。今年は例年よりも会場を小さくし、小規模になるが「外国の方の参加が増えるので、深い国際交流ができるのでは」と期待する。
○…自身はNPO法人 WE21ジャパンいそごの代表。運営するWEショップでは、地域から寄付された物品を販売し、その収益を主にアジアや東日本大震災の被災地支援に活用する。活動に参加したのは15年前。きっかけは、磯子でWEショップがオープンする際、当時入っていた生活クラブ生協で誘われたこと。「掘り出し物を見付けたお客さんの笑顔と支援先の人が浮かべる笑顔。店を通して色んな人の笑顔が見られる」と、嬉しそうにやりがいを語る。
○…和歌山県出身、20歳で洋光台へ引っ越す。「まだ駅もなくて、釜利谷道路は砂利道。通学時は長靴を履いて、駅でハイヒールに履き替えた」と笑いながら当時の苦労を語る。学生時代は教育学を専攻。「勉強もしたけど、混声合唱のサークル活動に夢中だった」と照れ笑い。結婚後、洋光台で個人塾を開業。当時の教え子たちと町内会の祭りなどで再会し「『僕のこと覚えてますか』『子どもが生まれて洋光台に戻ってきました』と声をかけられて嬉しかった」と、とびきりの笑顔を浮かべる。
○…プライベートでは洋光台の女性コーラスに参加。「参加できない日もあるけれど、みんなと一緒に歌えるのが楽しい」。WEもコーラスも、色々なことに取り組むことが暮らしのメリハリだ。「いろんな人と繋がりたい」。人懐っこい笑顔を浮かべる。「足が動くうちは、WEの活動を頑張りたい」。今後も店頭で、いろいろな人との交流を心待ちにする。
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