丸山台の「日本料理円山」の店主、丸山二郎さんが代表を務める和太鼓演奏グループ「丸山組」は8月20日、磯子区の介護老人保健施設「ほのぼの」で演奏会を開催した。
これは同施設が夏祭りの一環として企画したもので、当日は自由参加ながらも入所者120人中約80人が来場。メンバー6人の迫力ある演奏に、満員にふくれあがった会場は熱気で包まれたほか、演奏の体験では和太鼓を力強く楽しそうに叩く入所者の姿が見られた。
同施設の戸谷正彦事務長は、終始熱中して演奏に聞き入っていた入所者の様子に「期待以上」と喜び、「日本人にとって太鼓の響きは郷愁を呼び起こすもの。来年は会場をもっと拡大しないといけない」と感想を話していた。
また、都内の高齢者施設などでもボランティアで演奏会を開催しているという丸山さんは、「いずれは誰もが年老いていく。元気なうちに、できるかぎりのことはしていきたい」と今後の意気込みを語っていた。
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