新人議員による市政報告【9】 地下鉄の避難口とバスの接近表示機 公明党横浜市会議員団 安西ひでとし
3月に行われた横浜市会の予算特別委員会で、市営地下鉄やバスを所管する交通局の予算を審議しました。
地下鉄の津波対策
首都圏直下型地震で津波が発生すると、地下鉄の横浜駅周辺は浸水の可能性があり、対策は喫緊の課題です。そのため、交通局は来年度に大規模蓄電池を高島町変電所に設置し、停電で止まってしまった横浜駅周辺の列車に電力を供給して次の駅まで運行を可能にする体制を整えます。
一方、地上へと通じる避難口の整備も重要です。現時点では横浜駅と三ツ沢下町駅間の「沢渡換気所」と、高島町駅と桜木町駅間の「花咲換気所」の2カ所の換気用施設を避難口として転用し、階段や照明、避難経路の明示などの整備を行うことが、私の質問で明らかになりました。加えて、桜木町駅と関内駅間の「大江橋換気所」についても検討をするということです。
バス接近表示機
交通局はバス利用者の利便性を高める目的で、バス停にバスの運行状況を確認できる接近表示機を設置していますが、来年度から現行型よりも安価で小型の「タブレット型接近表示機」を導入する予定です。
タブレット型はインターネットに接続して運用するものですが、来年度に10台程度、14年度までに100台以上設置する計画です。私はタブレット型接近標示機がバスの運行情報だけ表示するのではなく、災害時の情報伝達手段になると考え、交通局に要望しました。
災害時の情報は「いのち」に関わります。バス停であれば、高齢者の方にも分かりやすく、情報弱者を減らすことができます。交通局も緊急情報について、消防局と連携して実現に向けて検討を進めると前向きな答弁をしました。
上大岡駅トイレの改修
地下鉄上大岡駅のトイレ改修工事が行われます。女性トイレでは授乳や化粧スペースなど利便性向上を要望し、パウダーコーナーの設置が決まりました。
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