新人議員による市政報告【13】 中学校昼食のモデル事業を視察 公明党横浜市会議員団 安西ひでとし
公明党横浜市会議員団は市立中学校の昼食の充実と食育推進のため、家庭からの弁当持参以外に外部業者による栄養バランスのとれた弁当を提供できるようにする「横浜方式のスクールランチ」を提案しています。
長年の要望が一歩進み、6月下旬から3週間にわたり、6中学校で弁当が配達されるモデル事業が実施されました。私が視察した鶴見区のモデル校は、弁当をカートに入れて冷蔵庫状態で保存し、食べる時間に合わせて再加熱して提供する方式で、1食400円。メニューは日替わりで、教育委員会が栄養バランスを確認できるものなどを基本としています。他のモデル校では、例えば「いろいろなおかずを少しずつ『レディース&ヘルシー弁当』」などもあり、女子中学生に配慮した弁当もありました。また、注文方法も当日の朝までに学校から業者に注文する方式や、中学生や家族がインターネットなどで前日に申し込む方法など複数あり、それぞれ使い勝手も確認しています。
昨年末に市教委が実施した「中学校の昼食に関するアンケート」によると、家庭から弁当を持参しない理由として「保護者の事情等で弁当を作る時間がない」が約7割を占めています。一方で、中学生という成長期に栄養バランスがとれた昼食は必要です。昼食をより豊かにするためのランチルーム設置と合わせ、モデル事業を検証し、実現に向けて努力していきます。
不活化ポリオワクチン
9月よりポリオ(小児まひ)の予防接種が「生ワクチン」からより安全な「不活化ワクチン」へと切り替わります。生ワクチンはウイルスを弱毒化したもので、100万人に1・4人程度の確率で手足のまひが発症する危険がありましたが、不活化ワクチンであれば、その心配はなくなります。
不活化ワクチンは公明党として推進していたもので、ワクチンの承認についても古屋範子衆議院議員が国会質疑で訴えていたものです。子どもを守る施策を実現することができました。
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