さいたまスーパーアリーナで12月13日に行われた「第42回マーチングバンド全国大会」に下野庭小学校マーチングバンドが出場し、3年連続となる金賞に輝いた。2年生から6年生までメンバー72人の同小は、小学生の部で51人以上の「大編成」部門に出場した。
トラブル乗り越え
15年連続の出場となった今大会だったが、チームはインフルエンザなどでメンバー1人が欠場、2人が直前まで練習に参加できないという状況に。当日朝にもマーチングの動きを変更するなど、「コンディションは万全とはほど遠く、出られたことが奇跡的」と同小の川端大介教諭は明かす。だが赤間凛梨華(りりか)さん(6年)は「最後の大会だったので、お世話になった多くの人に感謝の気持ちを伝えたかった」と話すなどチームは強い気持ちで本番に臨んだ。
今年の演奏曲はビバルディの「四季」。迫力ある演奏だけでなく、終盤の「冬」の場面では30mほどの布を使った演出なども披露して観客を魅了した。その結果、同小は3年連続10度目の金賞に。副部長の留置(とめき)宏輔君(6年)は「緊張したけど最高のショーができた」、部長の浅倉如生(ゆきな)さん(6年)も「細かいミスもあったけど、決め所では今まで練習してきた成果が発揮できて良かった」と喜びを語った。
小坪小も健闘
同大会には、同じく港南区から「小坪小学校金管バンドBLUE ROBINS」も21回目の出場を果たし、小編成部門で銀賞という結果に。翌14日に行われた一般の部・大編成部門には、「YOKOHAMA ROBINS」が出場し、16チーム中3位で大会を終えた。
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