港南区・栄区 人物風土記
公開日:2026.05.21
栄消防署長に就任した 藤川 泰彦さん 桂町在勤 50歳
ディフェンスとしての矜持
○…署員約120人の舵取り役に就いた。初の署長職に「区民の安全を守り、署員を全員元気な状態で家に帰すことが仕事。責任の重さを感じている」と身を引き締める。大規模地震や津波など「災害は常に我々の想像を超えてくる」と話し、「『自分は大丈夫』という気持ちではなく、自分事として考えることが大切」と防災意識の向上を区民に呼びかける。
○…広島県出身で進学を機に神奈川へ。25歳で消防局に入庁。「消火活動に従事した期間は短いが、その分後ろから支えるような業務が多かった」と語るように消防指令センターや市役所などで勤務。中でも印象深い仕事は東日本大震災がきっかけで行われた「防災計画の見直し」だ。「市民や有識者など多くの人から意見を聞き、計画を改定した。主張の裏にある意図を理解するようにした」。今に生きる傾聴力を身に付けた。
○…幼い頃から運動好きで、学生時代は小学校から高校までバスケ一筋。また自身の子が所属するミニバスチームではコーチを務めていた。得意なプレーはディフェンス。「華麗なシュートに比べると目立たないけど、チームを支えるディフェンスという強みを誇りに思っていた」と振り返り、「だから人を守る仕事を目指したのかも」と笑顔を見せる。
○…署員に対しては階級の垣根を越えて、フラットな関係性を重視。「遠慮なく意見を言い合える環境じゃないと良い仕事はできない。署員は『さん付け』で呼び、1人の人間として接している」。署長としての信条を語った。今後については「街並みが変われば、課題も変わる。栄区のことを学びながら、さまざまな災害に対応できるようにしたい」と地域防災における責任者としての決意を示した。
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