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港南区・栄区 社会

公開日:2018.03.29

野庭町
調整池の民活、事業者決定
スーパーのビック・ライズ

  • 事業地の同調整池

 横浜市は26日、市が所有する野庭団地第一雨水調整池(港南区野庭町612の1)の上部敷地の民間活用について、株式会社ビック・ライズ(本社=青葉区)を価格競争入札によって事業予定者に決定したと発表した。月額賃料131万992円で30年間の事業用定期借地権として契約した。

 同社は「ビッグライズ」や「食品館あおば」などスーパー事業を核に展開し、横浜や都内、座間市などで事業を拡大している。新たに建設する施設は複合商業施設で「(仮称)ライズモール野庭店」。延床面積2994平方メートルのA棟の1階にスーパーマーケット、2階と屋上階に駐車場を設ける。1452平方メートルのB棟の1階にはテナント、2階にテナントと駐車場を設ける。屋外には駐車場と駐輪場を設置する。

 地域貢献の一環で、地域を巡回するバスを運行し、災害時には備蓄品の提供や避難場所として開放する。電気自動車の充電施設も設置される。オープンは来年10月の予定。

 横浜市は調整池の敷地の活用について、事業者借地として民間事業者に貸し付ける方針で、今回が初めて。調整池の機能を確保し、機能点検や安全管理、修繕などを行うことを条件に、都市計画に基づいた建築物の整備を認めるとしている。

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