港南区・栄区版 掲載号:2018年5月10日号
  • googleplus
  • LINE

横浜公演が開幕した劇団四季『ノートルダムの鐘』の主役の一人を務める 飯田 達郎さん 横浜市在住 

透明な心で 役に向き合う

 ○…「役の前では透明で」。作り込まず、自然にいることが演じるということ。主役「カジモド」に、まっさらな心で向き合う。「客席からの熱とその空気の中でカジモドが生きる。絶対に失敗できないからこそ演じ切った充足感は大きい」とまっすぐに語る。

 ○…「皆期待しているんだ、早く東京に行け!」。歌手になりたいという漠然とした思いに火を点けたのは、成人式で再会した旧友の一言だった。さらに「井の中の蛙だ」と父から手渡されたのは劇団四季オーディションの資料。燃え上がる闘争心を胸に、狭き門を突破した。しかし真の難関はそこから。「ダンスは全くの初心者でとにかく大変。食らいついていきました」。やっとの思いで辿り着いた初舞台は、奇しくも、先に同劇団に入団した兄が初めて出演した作品だった。

 ○…音楽一家に生まれ、幼い頃から歌が好き。「ホームビデオは大体歌っています。九九もヒップホップで覚えました」。歩きながらも歌ってしまうほどの日常。仕事面も音楽に関しては特にプライドを持って臨む。「心の変化に合わせて”歌の中にあるドラマ”を読み解いているときがとにかく楽しい」。そう言って口ずさむそのメロディは優しく、役への真摯な眼差しが映し出されている。

 ○…「カジモド」は周りから醜いと蔑まれる孤独な青年。深い深い真っ暗闇の中で光を待ち続ける彼を愛おしく感じるのだという。「前世はカジモドだったんじゃないかと思うほど、無理なく入り込める落ち着く役」。細かく分裂する枝のように、無数に潜む彼の心の引き出しを見つけては、自分とリンクさせる。「演じるたび寿命が縮んでいると思うほど、彼の心を探るのは複雑で難しい。まずは1000回演じたいな」

港南区・栄区版の人物風土記最新6件

新井 晋さん

プロのフットゴルファーとして活躍し、7月のアジアカップで3位に入賞した

新井 晋さん

8月16日号

佐々木 克己さん

4月から横浜建設業協会・栄区会の会長に就任した

佐々木 克己さん

8月9日号

木村 妙子さん

6月に港南区社会福祉協議会の会長に就任した

木村 妙子さん

8月2日号

渡辺 元美(もとみ)さん

横浜高校野球部の渡辺元智前監督の次女で6月に寮母生活を振り返る本を出版した

渡辺 元美(もとみ)さん

7月26日号

永野 正之さん

横浜市建築士事務所協会の港南支部長として支部の事務を担う

永野 正之さん

7月19日号

山谷 朋彦さん

横浜建設業協会会長に就任した

山谷 朋彦さん

7月12日号

港南区・栄区版の関連リンク

あっとほーむデスク

港南区・栄区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2018年8月16日号

政治の村で詳細情報発信中

お問い合わせ

外部リンク