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港南区・栄区 文化

公開日:2026.04.09

歌うこと「それが人生」平均年齢80歳の合唱団 4月30日 リリス(横浜市栄区)で発表会

  • 稲垣代表(前列中央右)と合唱団メンバーら

    稲垣代表(前列中央右)と合唱団メンバーら

  • 創作スタジオでの練習

    創作スタジオでの練習

 「楽しく体を揺らして、口角あげて、ハァ、ハァ、ハァ〜」――。

 あーすぷらざ創作スタジオ(栄区小菅ケ谷)から聞こえてくる楽し気な声。その歌声は、4月30日(木)の発表会に向け、練習をしている合唱団セラヴィ(C’est la vie)のものだ。セラヴィは、フランス語で「それが人生」。発表会参加者13人の平均年齢は80歳。合唱団メンバーは、歌うことに人生をかけて練習に励んでいる。

◇  ◇  ◇

 セラヴィは栄区内で活動する未来塾講師を務めていた稲垣惠子代表(70歳)が指導する合唱団。50年前に武蔵野音楽大学短大声楽科を卒業後、ピアノ教室を開くが28歳で音楽の仕事から離れていた。しかし、短大時代の親友がステージ4のがんと知り「4年生の音大卒になりたい」と49歳の時に、武蔵野音大の3年に編入学し、同大大学院を53歳で修了。その後、フランスのディジョン音楽院で研鑽を積んだ。

 最高齢の瀧川文恵さん(港南台在住・85歳)は、約15年のキャリアの持ち主。友人と一緒に習い始め、「今は歌うことが楽しい」と瀧川さんは満面の笑みを見せる。また、10年選手の岩崎教子さん(栄区飯島在住・78歳)は「先生の指導のもと、仲間と共に少しずつ前進することが心の栄養で生活の一部になっている」と歌うことが生活の質向上につながっているようだ。「年齢を重ねても歌の世界の中で少女にもなれる」と稲垣代表はその魅力を語る。

 セラヴィの「楽しい声楽発表会」は4月30日、栄区民文化センター リリスホールで午後1時開演。開場は30分前からで入場無料。終演は午後3時半の予定。発表会は浜辺の歌や、野ばら、森へ行きましょう、見果てぬ夢などの「なつかしい名曲」、東京ブギウギや、リンゴ追分、愛燦々、もしもピアノが弾けたならなどの「昭和の街角」、シングや卒業写真、いのちの歌などの「フィナーレ」の3部構成になっており、来場者も一緒に歌える曲目も10曲以上あり、観客参加型の発表会となっている。稲垣代表は「歌はもちろん、演技なども取り入れてより楽しい舞台になるように努力している。是非、ご来場を」と呼び掛ける。

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