港南区・栄区 人物風土記
公開日:2019.09.26
少年サッカー「野庭キッカーズ」の総監督として40周年を迎える
板垣 孝之さん
野庭町在住 75歳
サッカー通じ「常識人」を
○…「子どもたちの目が生き生きとしていない」――。野庭団地が完成し、入居が始まって間もない1979年。周りの大人の危機感から、目的意識をもってスポーツに親しめる場をと少年サッカーチーム「野庭キッカーズ」が立ち上がった。今年40周年を迎え、12月には交流会をしようとOBに声をかけている。「街で再会した時のあいさつが嬉しい。少なからず身についたものがあったかなと」
○…創設とともにチームの初代監督となり、子どもが多かった時代には200人が在籍したこともある。これまでに645人の卒部生を送り出したが、現在も総監督として子どもたちとグラウンドに立つ。苦心したのは練習場所の確保だった。仕事を終えて帰宅すると、バス通りを使った走り込みのために再び出かけていくのが日課だった。「コーチも面白い人材が多くて、保護者もよく手伝ってくれたよ」と振り返る。
○…創部5年目の年、コーチたちのミーティング兼飲み会で「今年のチームはどうしようもない」との話が出ると、それを主将が伝え聞いてしまったという。その主将が部員たちに「俺たち、諦められてるぞ」と鼓舞すると、自分たちで夜の練習を始めた。その世代はチーム初の市大会優勝を手にすることとなる。「自分で考え、実行し、その責任を負うこと。サッカーでそれを感じ、『常識のあるやつ』に育ててやれたら」。他人ゆえに教えられることがあると信じ、子どもに接してきた。
○…群馬県出身。サッカーでは国体出場経験もある。社会人になってもボールを追い続ける姿に、母からは「たかが球蹴りをいつまでやっているの」と苦言を呈されたことがあった。だが「子どもにとってもあくまで学業がメイン。けれど『たかが球蹴り』のおかげで、大きな感動をもらってる」。
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