神奈川県はこのほど、「津久井やまゆり園」の入所者の仮居住先となっている芹が谷園舎（港南区芹が谷）のグラウンド隣接地内に新設する障害者支援施設について、名称を「芹が谷やまゆり園」に決定した。
名称は県が今年３月から５月にかけて公募し、応募総数７５５件の中から利用者や家族会、地元自治会などの名称選考検討委員会における意見聴取を経て決定した。選定理由は応募件数が最も多く、地域の人に親しんでもらうため「芹が谷」の地名を冠していることが挙げられた。また「やまゆり」が県の花であり、他の県立障害者支援施設にある「やまゆり」を継承することで類似性や親和性を維持するといった理由もある。２０２１年度中に１２３人全員の入所が完了するように整備を進めていく方針。
相模原市の千木良園舎も津久井やまゆり園の名称を残し今年度中に新施設の工事が始まる予定。
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