栄区のまちづくりや施策について区民が話し合い、考える取組「さかえ横浜会議」(発起人=輿石且子市議)が12月11日、あーすぷらざで開かれた。「『公有資源』を有効活用しよう」と題し、神奈川大学人間科学部の大竹弘和教授が講演した。栄区民ら約40人が熱心に耳を傾け、公共施設の活用法について考えた。
大竹教授は公共施設の運営のあり方について「行政の手ですべてのサービスを行う時代は終焉した」と説明した上で「行政、民間企業、非営利組織、市民がそれぞれ責任を持って得意な役割を果たしていくことによって社会的な仕組みを構築する公民連携が重要」と話した。自らが関わった施設運営の事例を挙げ、「利用者が少ない施設では、ちょっとしたアイデアや仕組み、付加価値で利用者を増やすことができ、収益を上げることができる」と提言した。
また大竹ゼミの学生も政策提言を発表。孤立した高齢者への支援として、使われなくなった学校の校舎を活用したペット共生型デイサービスの設置を提案した。質疑応答も活発に交わされ、参加者からも様々な意見があがった。
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